「Bluesky」が、コンテンツをレビューしラベル付けしてモデレーションできるツール「Ozone」をオープンソース化したことを発表しました。
Bluesky’s Stackable Approach to Moderationとして発表されています。
Today, we’re excited to announce that we’re open-sourcing Ozone, our collaborative moderation tool. With Ozone, individuals and teams can work together to review and label content across the network. Later this week, we’re opening up the ability for you to run your own independent moderation services, seamlessly integrated into the Bluesky app.
モデレーションツール「Ozone」を発表
「Ozone」を使用すると、個人とチームが協力してネットワーク全体のコンテンツをレビューし、ラベルを付けることができるようになるそうです。
今週後半に「Bluesky」アプリに統合した独自のモデレーションサービスを実行できる機能を公開予定としています。これは、追加のモデレーションサービスを作成して登録できるようになるものです。
「Bluesky」のモデレーションに関するビジョンは、積み重ね可能なサービスのエコシステムとのこと。
独立したモデレーションサービスからフィルターをインストールし「Bluesky」アプリの上にブロックのようにフィルターを重ねることができるようになる‥‥というのが、そのビジョンです。
どうでしょうか、モデレーションについてイメージがわくでしょうか?
ユーザーの観点からとして、次のように解説されています。
・別のアカウントをフォローするのと同じくらい簡単に、Blueskyアプリで他の独立したモデレーションサービスを参照して登録することができる。
・誰かが作成したクモの写真をブロックするモデレーションサービス「Spider Shield」をインストールすると、ラベル付きのクモの写真がすぐに削除される。
・ラベルのないクモの写真を見つけた場合は、調査のために「Spider Shield」 に報告することができる。
‥‥というイメージだそうです。
逆に「猫を表示する」ということも、ラベル付けなので可能だと思いますが。
モデレーションサービスを利用することで「見たくないものは見ない」が実現されそうですが、詳しくない人が普通に使うようなところまで浸透するというと、けっこうUIみたいなのが重要になりそうな気がしますね。
個人的には、自分のコンテンツリーダーをカスタマイズする、みたいな感じになり、SNSとも少し違った進化をしていく可能性もあるのかな、と思いました。
▼まるでTwitterのような分散型SNS「Bluesky」招待コードを入手したので試してみた
▼「Bluesky」世界初のミートアップが東京で開催!開発者のエコシステムが熱かったTwitter黎明期を思い出す夜に