「マストドン(Mastodon)」が日本でユーザーが急増して数日。それでもまだまだ界隈の一部の盛り上がりに過ぎませんが、10年前のTwitterの黎明期のスキモノたちが集って盛り上がっている様子が再現されていると思います。この道はいつか来た道。そのうち廃れてしまうのかもしれませんが、今は何かが起こりそうなワクワク感があり、その場にいるだけで楽しく感じられています。
当然のことながら「マストドン(Mastodon)」に批判的な意見もあろうことかと思います。特に10年以上前からネットをやっている人は「またか」と思うかもしれません。しかし、Twitterの盛り上がりを知らなかった人たちが、このよく分からない熱に触れられるのも貴重な機会なのではと思います。数年来、こういうのなかったですからね。
「マストドン(Mastodon)」が今後、どうなっていくのかは、そこにいる人たちや開発者などたくさんの人の思い思惑が絡み合ってゴニョゴニョとしながら進んでいく先に待ち受けている何かがあるのかもしれませんが、とりあえず2007年のTwitterの初期の盛り上がりを体験した者として、ここ数日で感じた雑感のツイートをメモしておきます。
ちなみに、まさにTwitter初期の盛り上がりのメモとしては以下の記事を紹介しておきます。
▼「いつでも友だちとつながっていたい、だからTwitter」掲載
初めてTwitterの凄さを身をもって体感したのは、渋谷で爆発事件があった時でした。渋谷にIT系の企業が多く、Twitterユーザーも多かったことから、現地の情報が次々にTwitterへとあげられていきました。
それではツイートのメモです。
今のマストドンの楽しさは「ユーザーの関わる余地がある」ってところで、これはTwitterが成熟するために切り捨ててきたもの。「おまえどこ中(インスタンス)?」「桜中(mstdn.jp)」みたいな文化もひょっとしたら生まれるかもしれない。
— コグレマサト【公式】 (@kogure) 2017年4月15日
広報ツール的なTwitterの立ち位置は変わらないかもしれないけれど、インタレストな部分はマストドンのインスタンスに移っていくのかもしれない。かつて商用BBS と草の根BBSが共存していたように。
— コグレマサト【公式】 (@kogure) 2017年4月15日
1日マストドンを使った感想。
サードパーティ製の色々が出てきたら、流れが大きく変わる予感。Twitterでなくてはならない理由はそんなにない気がする。
企業の利用も早いところが前のめりに使い始めたらパタパタいきそうな予感。
まさかTwitterの牙城が崩れる予感がするとは。
— コグレマサト【公式】 (@kogure) 2017年4月15日
インスタンス(アカウントが所属するサーバー)は違えど、それを越えてフォロー関係を築くことができるのと、ブーストというTwitterでいうリツイートのようなものがあるので、平気で情報はインスタンスを越えていくと思う。つまり拡散もするであろう。
— コグレマサト【公式】 (@kogure) 2017年4月15日
Twitter黎明期に感じたワクワク感の一つは「(ユーザーの手によって)次は何が出てくるんだ!?」というものがあった。アプリとか周辺サービスとかね。ユーザーが手をつけられる余白の大きそうなマストドンは、それだけで無条件にワクワクするのだドン!
— コグレマサト【公式】 (@kogure) 2017年4月15日
Twitterを始めてからちょうど10年。そう簡単にTwitterは揺るがないと思っていたのだけど、一夜にしてその気持ちがグラグラするほどのインパクトをマストドンに感じた。
— コグレマサト【公式】 (@kogure) 2017年4月15日
だからこそ、Twitterも大好きだからさらに頑張って欲しいと思っています。
— コグレマサト【公式】 (@kogure) 2017年4月15日
Twitterが流行った時になぜ日本の独特の盛り上がりをうまく説明できないでいたのですが、マストドンの流行りっぷりを見ると「こういうもの」が好きなんだとしか思えなくなりますね。「こういうもの」とは、ラジオの深夜番組やジャンプ放送局などに投稿するハガキ職人のメンタリティですわね。
— コグレマサト【公式】 (@kogure) 2017年4月15日
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