PDA(Personal Digital Assistant)として愛用したPalmの名を冠したスマートフォンが「Palm Phone」としてAmazonで購入可能になっていました。
手のひらで操作できるデバイス、スマートフォンの原型の一つ‥‥といっても過言ではないでしょうね。指ではなく、スタイラスというペンで操作しましたが。
モデルを使ってネットに接続することもできました。有志が開発したアプリを使い、ネットを巡回したりして。アドレス帳とかカレンダーとか、J-OSでワクワクしながら日本語化したのも良い思い出です。
だから「Palm」という文字を見ただけで、かなりワクワクしてしまいます。
スペックはこんな感じです。
OS:Android(TM)OS Oreo 8.1
サイズ:50.6×96.6×7.4mm/重量:62.5g/防水性能:IP68
ディスプレイ:1280×720 ピクセル(3.3インチHD液晶)
ストレージ:32GB/RAM:3GB
リアカメラ:1200万画素/フロントカメラ:800万画素
2019年の「Palm」は、4G LTE通信対応のAndroidのスマートフォンです。サイズは横50.6mm × 縦96.6mmと手のひらサイズで、クレジットカード(54.0mm×85.6mm)とほぼ変わらない大きさです。
ロック画面からお気に入りのアプリに素早くアクセスが可能な、ジェスチャーパッドという、Palmが開発した「Graffiti(グラフィティ)」という一筆書きで書ける文字入力システムを一部踏襲したものを採用しています。
小さなガジェット好きにはたまらないと思いますが、コレクションアイテムの域を超えられるかどうか。
というのも、44,800円と価格が高いです。2台目としても、テザリングができないのは痛いです。バッテリーの持ちもよくないようでして。
「Palm」というブランドが懐かしい以外の人に、どれだけ訴えかけることができるでしょうか。この価格なら、iPhone SEを探し出してきた方が良いような気もしますし。