ロサンゼルス出張の通信環境は、現地であらかじめ購入しておいて貰った「T-Mobile」のプリペイドSIMカードを、SIMフリーのiPhone 6 Plusで使いました。データ通信量が1GBまでは4G LTEが使え、その後は128 Kbpsが使い放題というプランのSIMカードです(詳細は【SIMフリー】アメリカで「T-Mobile」の40ドルで無制限のプリペイドSIMカードを試すを参照のこと)。
「T-Mobile」プリペイドSIMカードの使い勝手(感想)は?
通信速度は上限が8Mbpsに制限されるようですが、基本的な使用感には全く問題ありませんでした。ロサンゼルスのダウンタウンでは、通信エリアが気になるようなこともありませんでした。
ただ、ベニスビーチを歩いている時に電波が届かなくなったり、ロサンゼルス国際的の建物の奥で圏外になるといったことはありました。人がいるところであれば完璧に繋がる、というものでもないようです。
ただ、1GBというデータ通信量の上限に達しなかったこととも関係あるのですが、ロサンゼルスはどこにいっても無料のWiFiサービスが整備されていまして、電波がなくてもそれに接続すればOKというシーンも多々ありました。
例えば、宿泊したコートヤードホテルは当然のようになWiFiがあります。無料版は帯域が絞られているようで、混雑する時間帯もあるにはありましたが。ベニスビーチも圏外になったのですが、恐らく市が提供しているWiFiが張り巡らされており、それを使用すれば問題ありませんでした。空港も同様です。
いずれの場合も、iPhoneの設定からWiFiのホットスポットを選択すると、クリックするだけのログイン画面が表示されます(広告だったり有料プランの案内が表示される)。これだけですので、あちこちで無料のWiFiサービスを利用しない手はありません。
「T-Mobile」プリペイドカードでは、テザリングも使用可能です。
こうしたWiFiサービスも充実していたおかげで、トータルでは約5日間で1GBを超えることはありませんでした。仕事でフルに使うなら1GBだと厳しいので、モバイルルーターを持ってくるなどした方が良いと思いますが、観光なら十分ではないかと思いました。