MMD研究所「2015年4月格安スマホ通信速度調査」結果を発表 → 格安SIMは昼にスピードが低下

2015 04 24 1817

MMD研究所が「2015年4月格安スマホ通信速度調査」の結果を発表しました。格安SIMと言われるMVNOの10社と、大手キャリア3社の実測値が公開されています。当然ですが、全時間帯で安定してスピードが出ているのは大手キャリアです。

調査期間・方法は、2015年4月9日、10日、13日~15日の平日5日間に東京・恵比寿の当研究所事務所内にて、10時~11時、12時~13時、17時~18時の3つの時間帯でMVNO10社とdocomo・au・SoftBankの計13社にて、通信速度テストを行いました。

計測する場所によって傾向が違ってくると思いますので、この数値を持って一概にどのMVNOが速い、遅いということは言いにくいと思いますが、全体的な傾向としては当然ながら料金の高い大手キャリアはどの時間帯でも安定している、ということが言えます。一方、格安SIMと言われるMVNOは、昼の時間帯に速度低下するのが顕著です。

朝、夕の時間帯は利用がばらけますが、昼時に関しては一斉に休みとなるので、速度低下するのは仕方がありませんね。ここにもクオリティを求めるならば、大手キャリアで高い料金を支払わなくてはなりません。

個人的には夕方から夜にかけての都内で「ちょっと遅いかな」と思うことはありますが、使用に支障をきたすほどの速度低下に遭遇したことはありません。「IIJmio」には満足しています。

計測したMVNOは、OCN モバイル ONE、IIJ mio、b-mobile、BIGLOBE LTE・3G、U-mobile、楽天モバイル、NifMo、ぷららモバイルLTE、mineo、UQ mobileとなっています。

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