日本橋のいちばんいいところ(日本橋のすぐそば)にある富山県の首都圏情報発信拠点「日本橋とやま館」が開館2周年を迎え、2018年5月29日〜6月24日の間に「日本橋とやま館 開館2周年記念フェア 〜TOYAMA JAPAN 2018〜」を開催中です。
6月6日に会員交流イベントとして実施された「開館2周年記念 SPECIAL THANKS DAY」を取材してきました。この日は富山の地酒や食材が振る舞われた他、鱒寿司とホタルイカの食べ比べも行われました。
2周年記念フェアの企画
開館2周年記念フェア期間中には様々な展示や催しも行われています。
富山シャクヤクと工芸品の饗宴もその1つ。
なんとなく極楽浄土にいるような気分に?
クリエイターコラボとして、日本橋とやま館 x 河原シンスケ x 手ぬぐい専門店「かまわぬ」のオリジナル手ぬぐいも販売されています。
他にも食文化体験プログラムもありますので、お近くの方はぜひ足を運んでみて下さい。
▼~クリエイターズトーク Vol.20~ 富山のアート&デザインの未来
「日本橋とやま館」は洗練されたオシャレな場所で、アンテナショップともまたちょっと違うんですよね。まさに富山のイメージを情報発信する基地となっています。
富山料理のレストランが併設されていたり、富山の地酒も呑むことができます。
開館2周年記念 SPECIAL THANKS DAY
この日だけの「開館2周年記念 SPECIAL THANKS DAY」は日本橋とやま館の会員向けイベントだったのですが、オープンから大盛況!
ヤギチーズ(Y&Co)、コンビーフ(メツゲライ・イケダ)、かまぼこ(梅かま)、鯖のなれずし(南幸鮮魚店)、サスの昆布締め(かねみつ)など、富山ならではの肴も美味しかった!
※併設されているショップで購入可能
鯖のなれずしなんて強めの酸味があって、日本酒との相性が抜群でした。
珍しいところだと若鶴酒造のサンシャインウイスキーなんていうのもあったのでストレートで呑んでみたのですが、非常に美味しいウイスキーでした。
富山というと日本酒のイメージが強いですが、氷見市のセイズファームの赤ワインも美味しかったですよ。
そして鱒寿司の食べ比べやホタルイカの食べ比べも行われました。
鱒寿司王子による解説によると、鱒寿司の起源は平安時代初期にまで遡るそうです。ただし、この頃はなれずしでした。
室町時代になれずしからなまなれ(やや発酵が進んだご飯と魚を一緒に食べる)になり、江戸時代中頃に鮎寿司が生み出され、将軍に献上し富山名物となります。
そしていよいよ江戸時代末に酢の量産がはじまり、現代の「鱒寿司」の味が誕生することになります。
富山県民は家庭によって贔屓の鱒寿司があると聞いていたのですが、そんなに味が違うものなのでしょうか? という疑問があり、食べ比べに参加させて頂きました。
今回は4種類です。正直なところをいうと、個人的にはそんなに劇的な違いは分からなかったんです。鱒の塩加減が違うなとか、ご飯の硬さや味が違うな、とは思ったのですが。ぶっちゃけ、どれも美味しくて。
ただ、分かる人は身のふっくら具合から全然違う! と言っていたので、食べ比べに自信がある人は、ぜひ通常の体験プログラムに参加してみてください!(とても人気のあるプログラムだそう)
続いてはホタルイカの食べ比べです。
ホタルイカよりも、富山米新品種としてデビューした「富富富(ふふふ)」の解説が中心。
コシヒカリも美味しいお米ですが、そこに高温に強い、倒れにくい、いもち病に強いといったイネを交配し、旨味と甘味の強い品種として誕生したのが「富富富(ふふふ)」です。
ああ‥‥でも‥‥。
これを食べたら米を食べないわけにはいかないではありませんか!!!
残念ながらお米が食べられる限定6人には入れなかったので、仕方なく日本酒とホタルイカを‥‥グオオオオ! これも美味い!!
ホタルイカの食べ比べは、タレの味、身のふっくら具合など、明らかに「違う!」というのが分かりました。
開館2周年記念フェアは6月24日まで
「日本橋とやま館 開館2周年記念フェア 〜TOYAMA JAPAN 2018〜」は引き続き開催中です。
和食レストラン「富山はま作」では1日限定20食の「昔ながらのシロエビ出汁そうめん贅沢セット(2,480円)」や、トヤマバーでは平日限定10食の「富山づくしの卵かけごはんセット(500円)」なども提供されています。
併設されたショップでは富山のお土産も購入可能です。
PR上手な富山を見に行くのもオススメです。
詳細は「日本橋とやま館」からチェックしてくださいね!
>>日本橋とやま館
住所:東京都中央区日本橋室町1-2-6 日本橋大栄ビル1F