定番ラーメンの「からか麺」が、創業35周年を記念して2020年10月16日より「極(きわみ)からか麺」としてリニューアルします。
「一風堂 恵比寿店」で開催された先行試食会に参加し、ひと足お先に新商品の「極からか麺」を食べてきました!
「一風堂」といえば安定の白丸をオーダーすることが多かったのですが、今後は「極からか麺」へと推し変しそうな勢いです。スパイスで旨辛いとんこつラーメンでした!
「極(きわみ)からか麺」とは?
そもそも「一風堂」の「からか麺」は、1989年に第1号店「一風堂 大名本店」で誕生し、実は「白丸元味」と「赤丸新味」より歴史があるのだそう。
それが、創業日である10月16日に創業35周年を記念して、定番だった「からか麺」に変わる辛いラーメンとして「極からか麺」にリニューアルします。
「新からか麺」ではなく「極からか麺」というところに、開発者の方の気合いを感じます(実際、辛いスープに100%とんこつ使用は贅沢なことだそう)。
「極からか麺」は従来よりもさらにスパイスを増やし、香り、辛味、旨味を一層強くした「肉味噌」と、複数のスパイスで辛味と香りをつけた天かすがのせられているのが特徴です。
見た目にも真っ赤で辛そうですが、得意じゃないけど辛いものが好きな人にもオススメの食べ方があります!
辛さは「普通」と「特辛」の2種類から選べますが、まずは「普通」から食べるのがオススメだと思います。
ちなみに「からか麺」時代は辛さが5段階ありましたが「3辛」に相当するのが「極からか麺」の「普通」です。十分に辛味を感じることができます。
価格は850円(税別)です。チャーシュー2枚、のり3枚、半熟玉子がのった「特製極からか麺」1,090円(税別)もあります。
「極からか麺」を食べた感想
試食会が行われたのは「一風堂 恵比寿店」です。恵比寿駅から徒歩5分ほどのところにあります。
恵比寿店が開業したのは1995年だそうで、こちらも25年の歴史を誇ります。近隣では古参のラーメン店になっているのではないでしょうか。
今回の試食でオーダーしたのは「極からか麺」の辛さは「普通」になります。「特辛」も興味がありましたが、まずはノーマルの状態を食べてみないと。
スープは白丸がベースとなっており、そこに赤丸の香油がかかっているのだそうです。
けっこう大きなポイントだと思うのですが「極からか麺」は細麺なんです。中太麺だった「からか麺」では麺の硬さが選べませんでしたが「極からか麺」ではハリガネが選べる!
旨辛のとんこつラーメンだとすると、この麺の硬さが選べるというのはかなり重要なポイントだと思います。
同行したカラミティこと辛いもの大好きの奥野さんが頼んだ「特辛」が奥の丼になります。見た目では辛さの違いは分かりませんが、スープを飲むと一口で分かります。ビリビリが違います。
今回はラーメンが辛いだけでなく、横にスッと添えられた「胡麻ばくだん」もポイントです。途中で投入すると味変が楽しめるアイテムです。
炒り胡麻や練り胡麻などで作った特製の胡麻ペーストですが、創業者の「新しい食べ方をしようよ」という一言から開発されたのだとか。
ということで、熱々のうちに頂きます!
スープを一口。「一風堂」のとんこつスープに、赤丸の香油、そして自家製ラー油のピリ辛が美味いです。思っていたよりは辛くありません。
スープはかき混ぜずに麺も一口。やはりとんこつの細麺は喉越しも良くて美味いです。実は10月16日からは麺もリニューアルするそうで、サクサクしたかる軽い食感になっています。
これは替え玉必至のツルツルサクサク感だ! どんどん食べ進められます。粉落としから食べられるけど、ちなみに開発者の方のオススメはハリガネだそう。ぼくもハリガネが好きですね。
いよいよ肉味噌をしっかりと崩して頂きますぞ。従来の味噌にスパイスを5種加え、鷹の爪から油を抽出するなど、特に時間をかけて開発された新しい肉味噌です。
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複雑! これは複雑な味わい!
スパイス5種というのも納得の味です。ただ単に辛いのではなく、複雑なスパイスの旨さもしっかりと味わえるのです。
誤解を恐れずにいえば、スパイスカレーにも通じるようなスパイシー感があるのですよ。実際にクミンやコリアンダーも使われているそうで。
スープを口にして「あ、スパイスカレーぽい‥‥」と思う瞬間が何度なくありました。
近年はスパイスカレーが流行っていますが、スパイスの味わいをラーメン方向から攻めていくとこうなるのかぁ、なるほどぉ、と感じた一杯です。
カラムーチョからヒントを得たという天かすは、一方でジャンクな味わいも醸し出します。「辛いラーメンは上品すぎても楽しくないからジャンクさを出しました」と開発者。
天かすやオニオンフレークのザクザク食感が、サクサクした軽い食感の麺にもよく合います。
途中から「胡麻ばくだん」を投入することで、担々麺へと味変を楽しむことができます。胡麻の滋味深さよ。
かなりまろやかな味わいになるので、辛いのが苦手な人は最初から入れても良いと思いますよ。
さらにお酢を入れるとまろやかさが増して、これもまた美味いのです。酸辣湯ぽさも出てくるという、味変天国。
別注できるタンメン野菜を入れると、さらに辛味がまろやかになるそうです。
スパイシーな辛さの中に感じられる旨味。天かすや胡麻ばくだんによる味変の楽しみなど、最初から最後までとても美味しい一杯だと思いました。
辛いラーメンが食べたいときは、いつもと違うのが食べたいときが多いのですが「極からか麺」はいつでも食べたいと思いました。ゆえに、今後の「一風堂」での推し麺は「極からか麺」とします!
ごちそうさま!!!!!!
珍しい「オールフリー樽詰」もオススメ
全店舗ではないのですが、なかなか見かけることのない「オールフリー樽詰」もオススメです(恵比寿店にはあります)。
なんと樽から出てくる「オールフリー」です。
「オールフリー」って、ノンアルコールのアレですよ。アレが樽から出てくるという。
びっくりしたんですけど、泡がシルキーなんです。やはり缶から注ぐのとは口の中を通り抜ける感覚からして違ってくるのですね。冷え冷えなのも美味しいです。
辛いものを食べた後に口の中をすっきりさせるのにもぴったり。なんと1杯100円。
提供店舗はコチラからチェックできますので、近くにあればぜひ!
↓一緒に試食会に参加したサッシさんと奥野さんの記事もあわせてどうぞ!
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