
冷凍も可能な「Alpicool ポータブル冷蔵庫 NL9」を購入したのでレビューします。Amazonで30%オフの13,999円でした。2025年版らしいので、購入を検討している人の参考になれば幸いです。
ポータブル冷蔵庫を購入した動機
一緒にキャンプをしている友人たちが、立て続けにポータブル冷蔵庫(冷凍も可能)を購入しました。暑い日のキャンプで食べたアイスの美味しさが衝撃的でした。
またレビューする食材を自室に保管しておきたいときもあり、小さいな冷蔵庫はあるのですが、冷凍庫もあるとキャンプと一石二鳥で使えるなと思い、ついに自分でも購入してしまいました。
なぜ9Lサイズにしたのか?
「Alpicool ポータブル冷蔵庫 NL9」のサイズは、32.8 x 46 x 26.1cm、重量は6.4kgです。庫内の容量は9Lです。
15L(8.3kg)、27L(11.6kg)もあり大は小を兼ねるかとも思ったのですが、最も小さい9Lにしました。

その理由は、自分の場合は大量の食材などを入れることを想定していないのがまず1点。もう1つの理由は、重すぎると使うのが億劫になると思ったからです。
普段は自室にあり、キャンプの時はクルマに移動しようと思っています。キャンプでも積み下ろしはします。頻繁ではありませんが、少しでも億劫に感じることは減らしたいと思いました。
結果的に、1人用なら9Lくらいでちょうど良さそうだな、と思っています。取り回しも良いと思います。
写真で見る「Alpicool ポータブル冷蔵庫 9L」
それでは写真で「Alpicool ポータブル冷蔵庫 9L」を紹介します。




古いモデルだとフタのところが凸のように出っ張っているのですが、これは非常にスクエアでスマートです。
ただし持ち手がなく、固定用ベルトを通す穴しかないので、ちょっと持ち上げるのが不便です。

操作系はここだけです。電源のオンオフ、温度の上下しかありません。流行りのアプリもありません。
とはいえ、基本は冷蔵庫ですし、これで良いかな、と思っています。電源オンオフしても設定温度はキープされます。
電源ケーブルは前面に接続しますが、AC電源用のケーブルとシガーソケット用のアクセサリーが付属しています。

フタを開けるのに力はいりません。庫内のサイズは21.5 x 25 x 17cmです。横にした500ml缶やペットボトルは問題なく収まります。

縦にすると500ml缶は入りますが、ペットボトルは頭がはみ出しフタがしまりません。

冷凍庫として使用していると、数時間で霜もつきました。
ポータブル冷蔵庫を使ってみた感想
電源をオンにして温度を設定。中にはBluetoothの温湿度計を入れておき、リアルタイムに温度を測りました。
0度くらいまでなら勢いよく庫内の温度は下がっていきます。冷蔵庫として使うなら申し分ないと思います。

-20度に設定したところからの温度の下がり方ですが、-12度から先はじわじわという感じでした。
そのまま一晩置いたところ-15.1度が最低温度でした(中に何も入れない状態かつ室温は20度前後のはず)。冷凍庫として使う際は、周囲の気温にも影響されそうです。
一般的な冷蔵庫の冷蔵室は2〜5度、冷凍室は-18度以下とのことなので、冷凍庫の長期保存には向かないですね。

動作状況ですが、2度に設定したテストだと下がり切るとコンプレッサーが停止し、そのまま6度くらいまで上がったところから再び冷やすという挙動でした。
これをだいたい1時間間隔で繰り返しているのですが、他の温度設定でも似たような挙動をしました。
そのため、常にコンプレッサーの作動音がしているわけではなく、無音の状態もけっこうえ長くあります。たまに思い出したように動き出す感じで、仕事場に置いてもそんなに気にはなりませんでした(音は45dbだそう)。
ただ、寝室でポータブル電源で駆動させたところ、馴れない音がするからか、いつもより睡眠は浅くなったような気がしました。あと本体横の排気口からはわずかに冷気が漏れ出しており、足元の冷えを感じました。
ポータブル電源に接続して出力を確認したところだと、電力商品は45Wとのことですが、稼働しているときは30W前後を出力していました。ポータブル電源でも十分に使うことができると思いました。
庫内の温度計測について
パネルに表示されている温度だけでなく、温度変化も見ておくとポータブル冷蔵庫の特性を理解しやすいです。
そのため、庫内にBluetoothの温度計を入れておくのはオススメです。実際に目にするまで、1時間ごとに稼働しているとは気づきませんでした。
ぼくが愛用しているのはSwitchBotの製品です。
「Alpicool ポータブル冷蔵庫 9L」どう?
結論からいうと、けっこう良い買い物をしたな、と思っています。このサイズなら自室で普段遣いもできますし、缶ビールや缶チューハイなんかもサクッと冷やすことが出来ます。
ポータブル電源と一緒に持ち歩くにはサクッというわけにはいきませんが、クルマでの移動なら全く問題ないでしょう。
シガーソケットから電源をとれるので、先行して購入した友人は冷凍食品を旅先で買えてとても便利だと言っていました。
9Lサイズだとちょっとしたクーラーボックス程度ですし、持ち運ぶのも苦にならない6.4kgなので、夏の旅行なんかでも出番は多いのではないでしょうか。
冷凍もできるポータブル冷蔵庫を探している人にはオススメだと思います!