世界中の子どもたちから愛されるクマのキャラクター「くまのプーさん」のモデルとなったクマの骨が、イギリスで見つかったそうでニュースになっていました。「え、くまのプーさんのモデルのクマがいたの!?」そうなんです、いたんです。プーさん蜂蜜食べ過ぎ? モデルのクマの骨見つかるという記事になっていました。
ウィニーは1934年に動物園で死んだ後、英国の王立外科医師会が頭蓋骨を他の動物の骨などと一緒に保管した。最近になって所蔵物の点検中に骨が見つかり、ロンドンにある医師会の博物館が骨の展示を始めた。
「くまのプーさん」のモデルとなったクマはロンドンの動物園で飼育されていたメスのクマ「ウィニー」で、死後に他の動物の骨と一緒に保管されていたそうです。それが最近になって見つかり、現在は博物館で展示されているのだそう。
ちなみに「多くの訪問客から蜂蜜や甘い物を与えられた結果、晩年はほとんど歯の無い状態」だったらしく、確かに写真の頭蓋骨には歯がありません。
ウィニーはカナダで獣医師に飼われていたが、1910年代にロンドン動物園に寄贈。26年に発表された「クマのプーさん」原作者A・A・ミルンの息子がクマの縫いぐるみに「ウィニー」と名付けたことが作品のヒントになった。
実は「くまのプーさん」のモデルになった「ウィニー(Winnie)」は、カナダ生まれなのです。
「ウィニー(Winnie)」には、カナダの街である「Winnipeg生まれ」という意味があり、カナダ出身の持ち主がハンターから購入し戦争でイギリスに連れて行き、ウィニペグを懐かしんで「Winnie the Bear」と名付けたというエピソードがあります。
そして「Winnie the Pooh(くまのプーさん)」の作者であるA・A・ミルンの息子が動物園で見たクマが気に入り、自分のぬいぐるみに「ウィニー(Winnie)」と名づけます。A・A・ミルンがそれに着想を得て書いたのが「くまのプーさん」という訳です。ちなみに「Pooh」は白鳥の名前らしいです。
息子の名前はクリストファー・ロビン・ミルンです。クリストファー・ロビンも「くまのプーさん」に登場しますよね。
次のような記事も書いていますので、ぜひご覧ください。
▼「くまのプーさん(Winnie the Pooh)」はカナダ生まれだった?
▼【豆知識】なでしこジャパンが試合する「ウィニペグ」は「くまのプーさん」の"生まれ故郷"