鹿児島県・口永良部島(くちのえらぶじま)、新岳で爆発的噴火 → 噴火警戒レベル5に(現地からの写真ツイートあり)

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2015年5月29日10時前、鹿児島県の口永良部島の新岳で爆発的な噴火が発生しましたる火砕流が海岸まで到達し、島の住民には避難が呼びかけられているそうです。鹿児島・口永良部島で爆発的噴火 火砕流海岸まで到達という記事になっています。

気象庁の観測によりますと、29日午前9時59分ごろ、口永良部島のほぼ中央部にある新岳で爆発的な噴火が起きました。また、噴火に伴って火砕流が発生し、海岸まで到達したのが確認されました。

気象庁は10時7分に噴火警報を発表し、噴火警戒レベルをレベル3の「入山規制」からレベル5の「避難」に引き上げ、住民に避難を呼びかけています。口永良部島には80世帯、約130人が住んでいるそうです。

新岳では昭和8年から9年にかけて断続的に噴火が発生し、住民8人が亡くなるなど大きな被害が出ました。また、昭和41年の噴火では噴煙が火口から高さ5キロの高さまで上がったほか、直径1メートルの大きな噴石が火口から北北東に3キロまで飛びました。

かつて3kmも噴石が飛んだことがあるということは、もし同様の規模、それ以上だったとすると、島の人たちに何か被害がないか心配です。2014年8月には、34年ぶりの噴火があり、火口から数百メートルの範囲に噴石が飛んでいたということです。

火山性地震が発生したり、火口付近が熱くなる異常が見られたり、噴火に向けての兆候のようなものはあったのですね。

口のの場所は屋久島の西になります。

恐らく屋久島にいる方のツイートだと思いますが、口永良部島の噴火している写真がTwitterに投稿されています。

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口永良部島で噴火、警戒レベル5 噴煙一時9千メートル:朝日新聞デジタル

福岡管区気象台によると、今年に入って、山体がわずかに膨張傾向にあるとして、2月に「昨年8月と同程度の噴火はいつ起きてもおかしくない」とし、火口から半径2キロへの噴石の飛散や、火口の南西あたりで、海に至るような火砕流が発生する可能性があるとして、注意を呼びかけていた。

口永良部島噴火 屋久島町が全島避難 気象庁が警戒レベル5に引き上げ (産経新聞) – Yahoo!ニュース

29日午前9時59分ごろ、鹿児島県屋久島町の口永良部島で爆発的噴火が発生、気象庁は10時7分に噴火警報を発令し、噴火警戒レベルを3(入山規制)から5(避難)に引き上げた。屋久島町は同日午前10時15分、口永良部島の島民約130人に対し島外への全島避難指示を出した。