ここのところ急に寒くなって、今日なんて真冬みたいだと思っていたのですが、2012年は東京では11月18日に「木枯らし1号」が吹いたそうです。北日本で初雪 東京で木枯らし1号という記事になっていました。
18日は冬型の気圧配置となって北日本の各地で初雪を観測し、気象庁は「東京で木枯らし1号が吹いた」と発表しました。
ちなみに、2012年の「木枯らし1号」は、2011年より23日も遅く吹いたのだそうです。
冬になると「木枯らし1号」という言葉を耳にしますが、いったい「木枯らし1号」とは何なのか?
北風小僧の寒太郎的なものをイメージしているのですが、調べてみました。
木枯らし – Wikipediaに明確に解説されていました。
日本の気象庁では10月半ばから11月末にかけて西高東低の冬型の気圧配置になった時、北よりの風速8メートル以上の風が吹くとその風を「木枯らし」と認定する。そして毎秋最初の木枯らしを木枯らし一号(こがらしいちごう)として発表する。
「木枯らし」というのはそもそも「日本の太平洋側地域において晩秋から初冬の間に吹く風速8m/s以上の北寄り(北から西北西)の風」のことで、それが最初に吹いたものが「木枯らし1号」という訳なのですね。
なお、2号や3号もあり得るが、発表はされないということです。さらに「木枯らし1号」は東京と大阪でのみ、発表されるのだとか。
そして「凩」は「こがらし」と読みます。「凧」とも似ていますが、いずれも「風」に関係しているのですね。
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