テレビ局が上位独占!上場企業「年収」最新ランキングという記事より。
転職希望者にはよく知られる転職サイトが、今年の「全上場企業3733社平均年収ランキング」を発表した。上位にはテレビ局や商社、金融などおなじみの顔ぶれが平均年収1000万円以上でずらりと並ぶ一方、下位にはなんと年収300万円以下の企業も。
「転職のモノサシ」という転職サイトが、上場全社の有価証券報告書をもとに最新の平均年収ランキングを掲載したそうです。
これによると、
1位に輝いた朝日放送(大阪)は平均年収1556.7万円! 2位はTBS、3位はフジ・メディアHDと、ベスト3はテレビ局が独占。日本テレビ放送網も6位に入った。
ということで、トップ3はテレビ局が独占したということです。
1位 朝日放送 1556.7万円
2位 TBS 1549.9万円
3位 フジメディアHD 1534.3万円
推定生涯賃金も5億円ですよ。4位、5位は投資顧問で、さらに6位に日テレとなっています。すごいなぁ、テレビ局。
一方、下位30社は、
東京以外に本社を置く企業が25社で地方の比率が圧倒的に高い。3729位のケア21は大阪市だが、3730位のカラカミ観光は北海道洞爺湖町、3732位のトスネットは仙台市、最下位のタイセイは大分県津久見市と、最下位5社中4社が地方拠点の中小企業だ。
という分析もされています。
なお、国税庁の調査による給与所得者の平均年収は437万円で、上場企業3733社の平均年収は593万円ということです。150万円以上の差があります。
かといって給与データだけで見るのではなく‥‥
上場企業の中で唯一、平均年収200万円を切った最下位企業、タイセイの江藤衆児・常務取締役は「上場企業とはいえ、大分県津久見市の小企業と東京の大企業は別世界。月5万円で一軒家が借りられる地元の水準から考えれば、決して低すぎる数字ではありません。全社員75人中、男性は5人で、半数以上はパートに近い雇用。これらの年収も含めた数字であることをご理解いただきたい」と話している。
というように、生活環境だったり、会社の雰囲気だったりと、もろもろを考慮する必要があるのは言うまでもありません。
「転職のモノサシ」というサイトは初めて知ったのですが、月額38,000円でコンテンツをASP提供していました。面白いサイトですね。2008年7月設立のイルナが運営しています。