「せんとくん」と「なーむくん」が和解という記事より。
2010年に奈良県で開かれる「平城遷都1300年祭」のキャラクターで、不仲がうわさされていた2体が25日、ゆるキャラの代表格、滋賀県彦根市のひこにゃんの仲立ちで和解した。
「気持ち悪い」「かわいくない」「子どもが泣く」とブーイングを浴びた「せんとくん」と、それら対抗して生まれた「なーむくん」が、ゆるキャラの代表格「ひこにゃん」の手により和解しています。
▼「せんとくん」平城遷都祭のキャラクター命名
▼「せんとくん」の対抗キャラ「まんとくん」誕生
▼「せんとくん」神戸にもいた!
せんとくんは祭の公式キャラクターで、デザインが「仏様に侮辱的」と反発した仏教系団体「南都二六会(なんとにろくかい)」がなーむくんをつくった。
彦根市で開かれた「ゆるキャラまつり in 彦根」に参加し、一緒に写真に収まり和解をアピールしています。
「せんとくん」は「なーむくん」に非売品シールをプレゼントし「なーむくん」は「寒そうだから」と「せんとくん」にTシャツをプレゼントしたということです。
「目的は同じ奈良を盛り上げることなのに、反目し合っても仕方がない」と南都二六会の人。
めでたしめでたし。
あれ? 「まんとくん」はどうなりましたか??
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この日は、仙台市の「むすび丸」や北九州市の「じーも」などの着ぐるみが特産品などを販売した。
▼「せんとくん」と「なーむくん」が和解…「ひこにゃん」が仲立ち
デザインをめぐる騒動で知名度が上がったこともあり、両キャラクターともイベント中は来場者に囲まれ、記念撮影に大忙しだった。
ひこにゃんの大ファンという兵庫県姫路市のパート店員田中美和子さん(33)は「初めて見るキャラクターも多くて、うれしかった。どれもかわいいですね」と笑顔で話した。
人気のゆるキャラ「ひこにゃん」のふるさと滋賀県彦根市に25日、全国から46人のキャラクター仲間が結集して、「ゆるキャラまつりin彦根」が開催される。