無印良品が2022年10月13日に発売した「残反で作ったスリッパ」を購入してみました。シリーズ3種が発売されたのですが、うち2種を購入してきました。
「残反で作ったスリッパ」というのは、過去に販売したスリッパを製造する際に使われずに残っていた予備の生地(残反)を活用したスリッパで、399円という激安商品です。
「残反」は「ざんたん」と読みますが、残り物の反物‥‥というような意味合いでしょうか。これまで聞いたことのない言葉でした。業界用語ですかね。
残っていた生地とはいえ、わざわざ「残反」という必要もないような気もしますが、そのネーミングと価格には惹かれたので、マーケティング的には大成功なのかもしれませんし、本来なら捨てられる運命だった生地が活用されているなら、こんなに素晴らしいこともないと思いました。
さて、軽くて持ち運びに便利なスリッパとして作られた「残反で作ったスリッパ」の履き心地はどんなもんでしょうか!?
「残反で作ったスリッパ」シリーズ3種
発売された3種は以下の通りです。
残反で作ったスリッパ:
フランネルやシェニール、コーデュロイなど温かみのある素材の生地を使用
残反で作ったパイルスリッパ:
柔らかいパイル生地を使用
残反で作ったあたたかファイバースリッパ:
毛足の長いマイクロファイバーの生地を使用
いずれも399円です。安いです。あまりにも安くてすぐに売り切れてしまうのではないかと心配し、発売日である10月13日の午前中に店舗に行ったところ見当たりません。
既に売り切れ!? と思い近くにいたスタッフさんに聞いたところ、まだ陳列していないだけでした。
奥から出してもらった在庫をいくつか見て「残反で作ったスリッパ」と「残反で作ったあたたかファイバースリッパ」を一つずつ購入ました。
暖色系や寒色系など、けっこういろいろなバリエーションがありました。何色があるか明言されていないのは、残反から作られているからなのでしょうね。何色が入荷しているのかなと、そういう楽しさもあると思いました。
ぼくが購入した「残反で作ったスリッパ(左)」と「残反で作ったあたたかファイバースリッパ(右)」です。
「残反で作ったあたたかファイバースリッパ」
そろそろ足元が寒くなってきて、今年は冬用のスリッパを新調しようと思っていたタイミングだったので、とりあえず「残反で作ったあたたかファイバースリッパ」はあるといいなと思っていました。
見せてもらった在庫の中では「残反で作ったあたたかファイバースリッパ」は一つだけだったので、購入できた良かったです。
サイズはLサイズです。25〜26.5cm用で、他には23.5〜25cm用のMサイズがあります。
普段、ニューバランスだと27.5cmくらいを履いているのでLサイズでも小さいかとは思ったのですが、履いていれば伸びてくるんじゃないかと思って購入してみました。
「残反で作ったスリッパ」
「残反で作ったスリッパ」は予備くらいの感覚で購入しました。冬が終わって春になるくらいまで履ければ良いかな、と。
サイズは同じくLです。
「残反で作ったスリッパ」の在庫は数も多く、カラーバリエーションもいくつかありました。
「残反で作ったスリッパ」履いた感想
とりあえず「残反で作ったあたたかファイバースリッパ」から履いています。
履き始めた当初は圧迫感がありましたが、数時間で慣れました。慣れましたし、恐らくスリッパも足に合わせて大きくなっているんじゃないかという気がします。
持ち運びも考慮した軽量タイプのスリッパなので、感覚的には一冬くらいでダメになってしまうかなぁ、というところはありますが、価格的にも高いものではないですし、残反スリッパがこれからも発売されるのであれば、年イチで新調していっても良いかな、と思えます。
とりあえずフローリングの冷たさが伝わってこないので購入して正解でした。あとは軽量ということもあって薄めなんですかね、スリッパを履いているというよりは、厚手の靴下を履いているような感覚もあります。
そういう意味では足にジャストフィットして、悪くないです。
残り物には福があるなんて言いますし、残反のスリッパ、とても良いんではないでしょうか!