LINE/comm/Skypeの音声通話の品質を比較した記事

2012 11 22 0938

「LINE」の後発として登場した「comm」は音声品質の良さをアピールしています。試した人からは音声通話が良いという話もききますが、実際のところはどうなのか? LINEやcommの音声品質を客観測定という記事で、専用のソフトウェアを使って音声品質を解析してますよ!

筆者が所属するGLEAN Corporationの音声品質評価ソリューション「VoicePinger」と同製品の音声品質評価オプションおよびドイツOPTICOMの音声品質評価・解析ソフト「PEXQ」を使い(図1)、音声品質の指標であるR値をITU-T P.863(POLQA)により求めます。

ネットワーク環境に依存したりもするので自分の耳での評価も難しいというか当てにならない気がしていたので、こうした調査はありがたいですね。

今回の記事では同じ端末を使用するので「遅延」に関しては調査されず「R値」という数値のみ計測されています。「R値」が高い方が、音声品質は良いそうです。

気になる結果ですが、ユーザ登録が必要な記事なので詳細はここでは書きませんが、次のような順番になっています。

Skype > LINE > comm

左から「R値」の高い順番で並んでいます。つまり、音声品質で売り出していた「comm」よりも「LINE」の方が音声品質が良い、という結果になっています。

「comm」はサーバ経由で音声データをやり取りしているため「つながりやすさ」は評価できるという記述も。

記事自体は「今回の測定は各種サービスを導入する際の評価方法の一助となることを目的としたもの」ということで、環境によって数値は変わってくるとしています。

個人利用の場合は音声品質というよりも、そこに誰がいるか、誰が同じサービスを利用しているか、という方が重要になってきそうですよね。

なお「R値」に関してはコチラをご覧ください。

LINE App
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Skype App
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