「Misfit Flash」の発売以来、ずーっと生活を共にしています。ウェアラブル、身につけているという意味では、iPhoneやPebbleよりも一緒です。寝るときもシャワーの時も、肌身離さず着けていますから。そんなMisfitに新製品「Misfit Shine 2」が登場です。来日したMisfitのSonny CEOに新製品について伺う機会を頂いたので、そのレポートです。1台サンプルを頂いて昨日から装着しているので、その使用感もお届けします。
Misfit CEOに話を聞く
印象的だったのが「always on」というキャッチコピーです。いつも身につけていなければウェアラブルではない、ということで「Misfit」シリーズはバッテリーの持ちが非常に良いのですが、今回の「Misfit Shine 2」も6ヶ月を実現しています。
また、ベルトも「Misfit Shine」に続く柔らかい素材で、これも常につけていることを邪魔しません。
本体重量は8.5gで、9.4g(Misfit Shine)からわずかですが軽くなっています。サイズ的には面積が大きくなり、しかし薄くなっているのです。ちなみに「Misfit Flash」は6gです。
「Misfit Shine 2」の特徴を書き上げると次のようになります。
・タッチセンサーをつけた
・いろいろな動きが検知できる(6軸センサー)
・色がついたので時計が分かりやすい(緑と青で短針と長針)
・バイブレーション機能が今回のチャレンジ
バイブレーション機能ではアラーム、着信通知、設定した時間で運動を促すといった機能が利用可能ということです。運動を促すのは、Apple Watchでもお馴染みの機能ですね。
着信通知も、例えば緑ならLINE、青ならFacebookメッセンジャー、みたいな色分けができるようになると面白いかもしれません。
LINKアプリがあり、タッチ操作で他のアプリやサービスとも連携が可能です。分かりやすいのは3回タップでiPhoneを鳴らす、といったものでしょう。音楽アプリの再生・停止を割り当てても便利です。また、Keynoteのスライドもコントロールできるそうです。IFFFTのスイッチにもなります。
今回、個人的に非常に嬉しく思っているのが、動作と同期の高速化です。聞くところによると、マイクロプロセッサーとモーターは20倍省電力になっているそうですが、なのに、速くなっている! 凄い!
タッチ操作にもキビキビと反応しますし、これまでだとコケることがたまにあった同期も失敗しません。失敗しないだけでなく、すぐに同期がはじまり、高速化したと感じます。外側がアンテナになったそうで、Bluetoothの感度が向上しているのかもしれませんね。
睡眠時は省電力のために、30分ごとにデータを計算しているという裏話も教えて頂きました。
個人的には、過去のデータがどのくらい保管されるのか気になっていたのですが(たまに同期を忘れてしまうので)、それに関しては、分単位だと30日、30日を超えると日単位、60日を超えると週単位で記録していると教えて頂きました。さすがに1ヶ月間も同期をしないことはないので、普段使いならデータが消失する心配はになさそうです。
細かい機能は改めてブログで書きたいと思います。まずはMisfit CEOの話、そしてファーストインプレッションをお届けしました。発売は2015年12月上旬を予定しており、価格は13,824円とのことです。向上した機能に、どのくらい価値を見出せるか、ですね。
ネタフルでは次のような記事を書いています。
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