重複ファイルやキャッシュ削除、プロセス強制終了、アプリ削除など「そこまで詰め込むか!」的機能てんこ盛りなMac管理ソフト「Magican」が話題になっていたので試してみました。
ざっとできることを見てみます。
重複、キャッシュ、必要ない言語、バイナリー、ブラウザのキャッシュなどの削除。
マシンの状態に関する統計情報の閲覧。メモリ・ディスク使用量、ファンの速度、バッテリの状態、CPUの稼働状況など。
不要なプロセスを強制終了することも可能です。
なぜこの機能があるのかよく分かりませんが、App Storeで特別割引のアプリが分かります。
インストールしているソフトのアンインストールも可能です。
なぜこの機能があるのかよく分かりませんが、ハードディスク内にあるiWorkファイルや、動画、音楽などをブラウズすることが可能です。
ハードウェアのスペックを確認することができます。
起動中は、このようなウィンドウも開くことが出来ます。メモリやCPUの状態をチェックすることができますね。RAMのクリアもできます。なぜか天気予報まで。
ということで「なぜそこまで!?」と思わずツッコミを入れたくなるくらい機能てんこ盛りのソフトです。さらに「RAMを浄化」といった、日本語訳が怖さをアップしてくれます。
個人的にはWindows XPぽく、あまりMacらしくないデザインも、ちょっと怖い感じがしてしまうのですよね。
ちなみに、それぞれできることは「Magican」以外でも可能なので、1本にまとまっているということがウケているのだと思います。
試しに、最も使いそうな「Cleaner」機能を試したところ‥‥
なんとゴミ総量が24.1GBにも!
重複を見ると、どうもiPhoneの写真のバックアップだったりとかが出てくるようです。ちょっと何がどうなっているか分かるまでは、一気に削除するのは怖そうです。
いろいろと怖そうなのですが、残り物にある‥‥
「Broken Preferences」と「Not Used Preferences」が削除できるのは良いな、と思いました。
ついでに、不要なバイナリーをクリーンアップする機能も試してみました。試しに小さいアプリで試したのですが、異常に時間がかかりました。
というか、強制終了してアプリを再起動したら‥‥
いったい何をしてくれたのでしょうか‥‥。
ただし、アプリケーションのアンインストールから、現在のMac OSでは使えなくなっているソフトを削除できるのは便利でした。
PowerPC時代のソフトですね。
以上、こわごわ試してみましたが、こうしたソフトは自己責任になりますので、十分に注意してご使用ください。バックアップを忘れずに。
個人的には、慣れている「OnyX」をメインに、たまに「Magican」を使ってみようかと思います。
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会社情報にそれらしい会社の情報がさっぱりないのが気になります。
「Magican」は無料のMac用ソフトです。