アプリケーションのイベントを通知してくれる「Growl」

Twitter Night」でdrikin氏がプレゼンする際にデスクトップがモニタに映されたのですが、その時に画面に表示されていた「Growl」が良さげだったのでインストールしてみました(Mac OS X用)。

Growl3

基本的には“あまりアプリケーションはインストールしない派”なので、こうした無くても困らないアプリケーションはインストールしないのですが、何やら見た目にそそられてしまいました。

ダウンロードしたフォルダ内はこのようになっています。

Growl1

「Growl.prefPane」をダブルクリックするとインストール完了です。アンインストール用のスクリプトも同梱されています。

「システム環境設定」から、インストールされていることを確認することができます。

Growl4

インストール後に設定画面が開きます。

Growl2

ここで「表示スタイル」「アプリケーション」などの設定を行います。

そもそも「Growl」というのがどういうソフトかというと、アプリケーションなどからの通知を受け取り、それを画面上に表示してくれるソフトなのです。

例えば「TwitterPod」が対応しているのですが、メッセージを受信するごとに画面上にメッセージをポップアップで表示してくれます。

これをいちいちうざいと見る向きもあるでしょうし、作業している手を止めてアプリケーションを切り替えることなくTwitterのメッセージを読めて便利とも言うことができるでしょう。

個人的な感触としては「Google Notifier」がメールが届くたびにポップアップでメールを表示してくれて、それが便利だと感じているので、「Growl」も良い感じなのではないかと思っています。メッセージの頻度が違いますけどね。

他にどんなアプリケーションがあるかというと、同梱されている「Extras」の中にSafari、iTunes、Mail、ハードウェア認識用などのスクリプトがあります。

iTunes用のスクリプトは、アプリケーションフォルダにコピーして起動すると使えるようになります。

Growl5

こんな感じで再生する曲名を表示してくれたり。

他にも対応アプリケーションはココから探すことができます。Skypeが対応していたので、早速こちらも設定してみました。「ecto」も対応していますね。「Gmail + Growl」なんていうのもあるんですね。

ちなみに、どのアプリケーションがどんな通知をするのか、どの通知を表示するのか、というのは「システム環境設定」から設定変更が可能です。

Growl6

この場合「ecto」が通知する作業が表示されています。これはなかなか楽しいですね。

さらに、通知は表示時間を設定することもできますが、消さずにそのままにしておくこともできます。

Growl7

やはり「システム環境設定」から、それぞれのアプリケーションの設定で「スティッキー」にチェックを入れておくとクリックすると消えるようになります。

自分は作業に集中しながら、時折「Growl」が裏で動いているアプリケーションからのお知らせを通知してくれてそれを見る、そんな使い方になるでしょうか。しばらく使ってみたいと思います。