「Twitter Night」でdrikin氏がプレゼンする際にデスクトップがモニタに映されたのですが、その時に画面に表示されていた「Growl」が良さげだったのでインストールしてみました(Mac OS X用)。
基本的には“あまりアプリケーションはインストールしない派”なので、こうした無くても困らないアプリケーションはインストールしないのですが、何やら見た目にそそられてしまいました。
ダウンロードしたフォルダ内はこのようになっています。
「Growl.prefPane」をダブルクリックするとインストール完了です。アンインストール用のスクリプトも同梱されています。
「システム環境設定」から、インストールされていることを確認することができます。
インストール後に設定画面が開きます。
ここで「表示スタイル」「アプリケーション」などの設定を行います。
そもそも「Growl」というのがどういうソフトかというと、アプリケーションなどからの通知を受け取り、それを画面上に表示してくれるソフトなのです。
例えば「TwitterPod」が対応しているのですが、メッセージを受信するごとに画面上にメッセージをポップアップで表示してくれます。
これをいちいちうざいと見る向きもあるでしょうし、作業している手を止めてアプリケーションを切り替えることなくTwitterのメッセージを読めて便利とも言うことができるでしょう。
個人的な感触としては「Google Notifier」がメールが届くたびにポップアップでメールを表示してくれて、それが便利だと感じているので、「Growl」も良い感じなのではないかと思っています。メッセージの頻度が違いますけどね。
他にどんなアプリケーションがあるかというと、同梱されている「Extras」の中にSafari、iTunes、Mail、ハードウェア認識用などのスクリプトがあります。
iTunes用のスクリプトは、アプリケーションフォルダにコピーして起動すると使えるようになります。
こんな感じで再生する曲名を表示してくれたり。
他にも対応アプリケーションはココから探すことができます。Skypeが対応していたので、早速こちらも設定してみました。「ecto」も対応していますね。「Gmail + Growl」なんていうのもあるんですね。
ちなみに、どのアプリケーションがどんな通知をするのか、どの通知を表示するのか、というのは「システム環境設定」から設定変更が可能です。
この場合「ecto」が通知する作業が表示されています。これはなかなか楽しいですね。
さらに、通知は表示時間を設定することもできますが、消さずにそのままにしておくこともできます。
やはり「システム環境設定」から、それぞれのアプリケーションの設定で「スティッキー」にチェックを入れておくとクリックすると消えるようになります。
自分は作業に集中しながら、時折「Growl」が裏で動いているアプリケーションからのお知らせを通知してくれてそれを見る、そんな使い方になるでしょうか。しばらく使ってみたいと思います。