全国の小中高生と保護者を対象とした、携帯電話の利用実態調査というのがありました。それによると、女子高生のLINE利用率は54.4%となったそうです。子供のスマホ率が1年で2.6倍に、スマホに依存する心理とはという記事です。
デジタルアーツは、スマートフォンを含む携帯電話を持つ全国の小中高校生、その保護者を対象にした利用実態調査を発表した。東京成徳大学 応用心理学部の田村節子教授が監修したもの。
対象となったのは、小中高校生の男女618名、その保護者層618名、計1,236名で、調査はインターネットで行なわれました。
10〜18歳のスマートフォン所有率は37.4%で、1年前の調査から倍以上の増加となっているそうです。また、女子高生に限ると、スマートフォン所有率は65%に達します。
現実の友人とコミュニケーションする手段としては、メールが78.2%、電話が55.5%と、高い利用率となる一方、「LINE」が22.5%、「Twitter」が12.9%となっている。
これは小中高生をあわせた利用率で、やはり女子高生に限るとLINEの利用率は54.4%となり、電話の利用率の50.5%を超えるそうです。つまり、女子高生は電話よりLINEを使っている、ということになります。
小寺氏が「かつて女子高生の間では通話定額のため、ウィルコムを2台目として持つ流れがあったが、通話もでき、スタンプでやり取りもできるLINEに変わりつつあるようだ」と分析しています。
通話定額のウィルコムを持たずとも、スマートフォンにインストールしたLINEで足りるようになってしまった‥‥ということなのですね。
確かに、最近はLINEで通話することもあるのですが、音質はかなり向上していると感じます。
それにしても、LINEがウィルコムにも影響を及ぼし始めているとは、思いませんでした。
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