LINEが「BEYOND LINE」をテーマに「LINE Showcase 2014 Feb.」という新サービス発表会を開催し、固定電話や携帯電話に低料金で電話をかけることができる「LINE電話(LINE Call)」というサービスを発表しました。ついにLINEでも電話が!
これまではLINEアプリを使っている人同士に、無料の音声通話、ビデオ通話を提供していましたが「LINE電話」により、一般の固定電話や携帯電話とも通話が可能になります。
「LINE電話」の特徴は次のようなものです。
(1)LINEユーザは初期設定不要ですぐに利用可能
(2)クリアで途切れにくい高い音声品質
(3)国内・海外、固定・携帯問わず低料金で通話可能
(1)はまあそうだろうと思うのですが、LTEが普及してきたこともあり(2)もバカにならないんですよね。久しぶりに音声通話を試してみたのですが、遅延もノイズもなく、普通に電話として使えましたから「LINE電話」にも期待です。
#Facebook認証のみでLINEを利用している場合は「LINE電話」は利用できない。
(3)に関しては驚きました。
超安くないですか!?
コールクレジットというのは、利用する通話時間分の金額を事前にチャージしておく利用方式です。固定プランは、期間限定の事前チャージです。固定は「30日プラン日本固定60分(120円)」固定+携帯は「30日プラン日本固定と携帯60分(390円)」となっています。よく電話を使う人なら、固定プランを利用するとかなりお得ですね。
いずれにせよ事前のチャージが必要なので手間はありますが、これだけ通話料が安くなるならば、とりあえずコールクレジットで1,000円分くらいチャージしておくと良いかもしれません。携帯電話宛には14円/分ですから、約71分の通話が可能です。月々の通話はこれで済んでしまうかもしれません。
ただ、通話中にクレジットがなくなると切れてしまうようだと、それはそれで残高を常に気にしないといけないので、ちょっと面倒ではありますね。
2014年3月より、まずは6ヵ国(日本、アメリカ、メキシコ、スペイン、タイ、フィリピン)で提供開始を予定しており、サービス対象国の端末からであれば、対象国以外も含めた世界中の固定・携帯回線に電話をかけることが可能とのことです。
「LINE電話」からの着信先には、発信元の電話番号などが表示されますが、NTTドコモ端末利用の場合に限り、発信元電話番号通知に非対応で “通知不可能”もしくは”非通知”と表示されます。
期間限定で「LINE@」を導入している一部店舗と、株式会社ゼンリンデータコムより提供を受けた情報をもとに構築した電話番号データベース内の一部の店舗・施設を合わせた約130万件へは、無料で電話をかけることができるようになるそうです。
LINE無料通話に今後求める機能として「LINE利用者以外への発信」が多いという調査結果は、このための今日の日のための布石だったのですね!!
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