IKEAの流儀

かなり出遅れている感がタップリですが、ようやくIKEA船橋に行くことができました。休日は人が多すぎて、店内が殺気立っているという噂も小耳に挟んだので、平日に行くことに。

走り出した時は約1時間の所要時間を指し示していたカーナビも、途中の事故渋滞のせいで1時間オーバーで到着しました(合計2時間)。

平日だからか分かりませんが、駐車場に入る時に駐車券を取る必要がありませんでした。つまり駐車場はタダ。

最近は駐車場には誘導員を見かけることが多いのですが、IKEAでは一人も立っていませんでした。それにしても駐車場も巨大でした‥‥。

どうやって店内に行って良いか分からなかったので、とりあえず1階まで降りてみました。どうやらそこが入口で、子供が遊べる「スモーランド」や、巡回ルートの入口となる2階へのエスカレーターがありました。

「スモーランド」は平日でも大人気らしく、12時くらいには既に15時の回の予約して取れませんでした。予約チケットを貰い2階へ。

着いたらいきなりお昼だったので、カフェテリアで食事をしました。

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こんな感じでセルフサービスになっています。自分で食べたいものをお皿に乗せて運びます。お皿用のカートもあって、なかなか楽しいです。

安いおもちゃつきの子供用セットもあったので、子連れファミリーには嬉しいですね。ただ、どこから並ぶのか、何をどう取ったら良いかなど、アナウンスしてくれる人はいないので、初めてだと少し戸惑うかも。

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子供用セット、サーモンラップなどなど。ミートボールは美味しいですね。サーモンラップは食べた瞬間、甘いものが口に広がりまして、酢豚のパイナップルが苦手なぼくとして、ちょっと苦手系の味でした。

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厚切りのローストビーフも食べました。800円くらいだったかな?

他には1個30円くらいのパンなどを頼みます。安いと思って頼みまくったら2,500円くらいになってしまいました。頼み過ぎ! わはは。

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食べ終わったらトレーや食器を下げる場所があります。日本だと窓口のようなところで受け取るのをイメージしますが、ちょっとお洒落な感じで。

さあ、いよいよ見て回ります!

最初に、鉛筆とショッピングリストを書き込むための紙を貰います。

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実はIKEAでは‥‥

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こんな風に3種類のプライスタグがあります。

・マーケットホールでその場でカートに放り込めるもの
・セルフサービスエリアで自分でカートに乗せる大物(家具等)
・セールススタッフに聞くもの

主に、マーケットホールかセルフサービスエリアでということになるのですが、例えば家具などを見ている際に、それは後からセルフサービスエリアでピックアップすることになるのです。

なので、ピックアップ用に商品が置いてある場所を、ショッピングリストにメモしていくという訳です。

駐車場も広かったのですが、店内も広かったです。最初に地図を見た時に「1階と2階だけ?」と思ったのは大間違いで、けっこうな広さがあります(2階は主に家具等の展示、1階はマーケットホール)。

家具に関しては、具体的な部屋のスタイルを展示してイメージしやすくしています。これはなかなか分かりやすいと思いました。やはりシーンが想像できる/できないでは、購買に対する意欲も変わってきますからね。

そして価格もリーズナブルというか、かなり安いと思いました。さまざまなコストカットが計られているということですが、ダイレクトに価格に反映されているようです。

途中、展示されているテーブルを中心に、スタッフが20人くらい集まってミーティングしていました。こうしてスタッフミーティングをお客さんの見えるところでするのも何か意味があったりするのでしょうか?

さて今回、我が家は本棚を物色しに行ったのですが、一通りカートに放り込んだ後にセルフサービスエリアに行ってブツをピックアップすることにしました。

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普通に倉庫!

これは驚きますねー。

もちろんそれぞれの商品は手の届く位置にあります。

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これか! これが細君の選んだ本棚か!

価格は6,900円。これを二つですね、ということでカートに乗せるべく手にかけたのですが‥‥ズン‥‥。

重いと思って重量を見たら、なんと38kgあります。二つで80kg弱です。

我が家は築50年なので、あちこちの床がペコペコしているのですが、本を入れたら100kgを超えてしまうかもしれないが耐えられるだろうか、と心配に。さらに持病の腰痛も心配に‥‥。

ということで、せっかく船橋まできたのですが、今回は購入を見送ることにしました。

とはいえ、さすが巨大なホームセンターですね。グルグルと回っているうちに、全く買う予定のなかったものをカートにザカザカと放り込んでいました。

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↑買い物中は黄色いショッピングバッグですが、写真を撮り忘れたので買い物後のブルーで代用してます。

レジでは、ベルトコンベアに購入した商品を並べていきます。

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自分の分が終わったら「次のお客様」という区切りの重しを置きます。

持ち帰り用のショッピングバッグは別売りになっています。

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必要なものを必要な分だけ。このあたりもコストカットに生かされてます。

お支払いはカードでOKです。

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うっかり買いすぎても安心。入口にはATMもありましたけど。

と、こんな感じでIKEA体験をしてきたのですが、感じたのはIKEAには“流儀”があるということでした。

雰囲気としてはディズニーランドのような、テーマパークのような楽しさを持っています。持っているのですが、ディズニーランドほどの親切さではありません。逆にその距離感がコストカットにも繋がっているのですが。

「IKEAに入ったらIKEAに従え」という感じで、IKEAスタイルを知っている、馴染んでいる人には楽しめる場所なんだろうな、と思いました。

基本的には巨大なホームセンターなので、やはり自宅の近くにあるといいな、と思いました。例えば送料もそうですが‥‥

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フラットパッケージなので確かにクルマにも積み込みやすいのですが、軽自動車で行ったので後から本棚を送ってもらおうと思うと、船橋から浦和までだと2個で6,900円の送料がかかるのです。

一般の家具ってそんなに送料が織り込まれているのか! という見立てもできますが、せっかく安いので、送料も抑えられるといいなー、と。

そういう意味で、IKEAは自宅からクルマで30分くらいの距離にあると便利だろうなー、と思いました。そうすれば頻繁に通って、IKEAスタイルにも馴染んで、楽しく買い物ができるんじゃないかと思います。

スーパーとかホームセンターとか、品数の多いところはウィンドウショッピングしているだけでも楽しいですからね。ぜひ埼玉県への進出もお願いしたいところです。

ショッピングが終わってレジを出ると、再びちょっとしたカフェがあります。

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ホットドッグ100円、ホットドッグ+フリードリンクで180円で、買い物に疲れた身体にはちょうどよい癒しになります。

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ガブリガブリ。シンプルで美味しかったー。

カフェテリアもそうでしたけど、基本、IKEAはドリンクはフリードリンクになっています。カップを購入し、自由に継ぎ足すことができます。このあたりもコストカットなのでしょうね。

買い物が終了した頃に「スモーランド」の時間がきまして、CHONANは元気よく飛び出していきました。そこで約1時間(親にはポケットベルが手渡されます)。汗をかいて戻ってきたCHONANによると、かなり楽しいみたいです。大人気なのもうなづけます。

そうそう、赤ちゃん用のカートがありませんので、小さいお子さんを連れて行く時はベビーカーがあった方が良いかもしれません。一般的な子供を乗せられるショッピングカートはあります。

IKEAの流儀

・大きなクルマで行く
・できるだけ平日に行く
・まずは1階に
・「スモーランド」のチケットは最初に
・ペンとショッピングリストを手に取る
・欲しい家具をメモる
・安いけどカフェテリアで食べ過ぎない
・ドリンクは飲み放題
・食器は所定の位置に片付ける
・迷子にならないように気をつける
・腰を丈夫にしておく
・関係ないものも遠慮なく買う
・大物を送る場合は送料に注意
・買い物が終わったらホットドッグを食べる

なんだかんだで楽しかったです!

ホント、近所にできて欲しいなぁ。

idea*ideaの「IKEA HACKS ~ 激安&快適インテリアライフのすすめ ~」も参考になります。

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