赤ちゃん版バウリンガル? 「泣き声分析器」輸入販売へというニュース。
イヌやネコの鳴き声翻訳機が大流行しているが、ついに赤ちゃんの泣き声分析器が登場した。スペイン生まれの「Why Cry(ホワイクライ)」。日本発売が始まり、15日、東京都内で製品発表会があった。
生後10ヵ月くらいまでの赤ちゃんが対象で、泣いている赤ちゃんの側に置くと周波数やリズムを分析して空腹・退屈・不快・眠気・ストレスの5パターンから表示してくれるそうです。価格は16,800円で、ソニプラザなどで販売されます。
親だったらそれくらい分かるでしょ、と不快に思う方もいるかもしれませんが、近くに頼れる人がいない場合は切実な問題ではないかと思います。特に核家族化が進んでお父さんの帰りが遅い場合などは、お母さんがつきっきりで赤ちゃんと過ごす訳ですから、愛しているとは言えストレスが貯まると思います。
この装置が100パーセントではありませんが、少しでも不幸な赤ちゃんと家族が減るのならば、コミュニケーションツールとして使ってみても良いのではないかと思います。
勉強や仕事は誰かから教えてもらうのに、子育てってきちんと学ぶ機会ってそうは多くないですよね。習うより慣れろかもしれませんが、定期的に参加できる父親学級、母親学級みたいなものがもっとあっても良いのではないかと思いました。
ちなみに、人種や月齢の違う100人の赤ちゃんで実験した結果、「話し始める前の赤ちゃんの泣き声は万国共通」だったそうです。
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ただ、「あれもこれも試したが、それでも泣き止んでくれない」という状況になったとき、どうするか。赤ちゃんに不慣れな新米の父親などにとっては、WhyCryはやはり、最後の頼みの綱として頼りになる端末だろう。