【iPhone 14】「衝突事故検出」の機能をオフにする方法

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iPhone 14」シリーズでは、車が激しく衝突したことを検知すると緊急通報サービスにつながる「衝突事故検出」という機能が搭載されました。

しかしこの機能が、スキーやスノーボードでの転倒で動作してしまい、スキー場周辺への緊急通報が相次いでいるとNHKニュースになっていました。

機能としては警告音とともに発信するという通知が表示されるのですが、これに気づかないケースが多いということなのでしょう。

本来的にいえば身の危険を知らせるための機能としてオフにするものではないのですが、いちおう「オフにすることもできますよ」という方法を紹介しておきます(NHKニュースでは機内モードにする方法が紹介されていました)。

iPhone 14「衝突事故検出」の機能とは?

衝突事故検出に対応しているのは以下のモデルです。

・最新バージョンのiOSを搭載したiPhone 14およびiPhone 14 Proのモデル

・最新バージョンのwatchOSを搭載したApple Watch Series 8、Apple Watch SE(第2世代)、Apple Watch Ultra

「衝突事故検出」は、セダン、ミニバン、SUV、ピックアップトラック、その他の乗用車が絡む激しい衝突事故(正面衝突、側面衝突、追突、横転など) を検知するよう設計された機能です。

車の激しい衝突が検知されると、iPhoneやApple Watchは警告音を発し、画面には警告が表示されます。「衝突事故検出」はデフォルトで有効になっています。

どのように機能するかは【iPhone 14 Pro】実際にクルマを衝突させて「衝突事故検出」が機能するかどうか確認する動画をYouTuberが公開をご覧ください。

iPhone 14「衝突事故検出」の機能をオフにする方法

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「設定」アプリから「緊急SOS」を開きます。

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下にスクロールすると「衝突事故検出」の項目に「激しい衝突事故発生後に電話」という項目があり、これをオフにます。オンに戻すのを忘れないようにしましょう。

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他にも「緊急SOS」に関する設定がありますので、一度、目を通しておくことをオススメします。

折り返し電話で「出動は必要なし」

スキーやスノーボードの転倒だけでなく、ジェットコースターでも通報してしまうという問題が発生していたというニュースもありました。

AppleはiPhone 14シリーズでの衝突事故検出の最適化を含む「iOS 16.1.2」をリリースしていますので、まずはiPhoneのソフトウェアアップデートを実施するのが望ましいです(最新はiOS 16.2)。

NHKニュースによると、通報に消防が折り返しても出ない人が多いそうで、自分が緊急通報してしまう可能性があるということは意識し、転倒した際には緊急通報していないか確認、もししてしまった場合は折り返しの電話に「出動は必要なし」と伝えることが大事のようです。

Apple Watch Series 8、Apple Watch SE(第2世代)、Apple Watch Ultraにも「衝突事故検出」機能は搭載されていますが、iPhoneでオフに切り替えると、そのデバイスとペアリングされているほかのデバイスでも自動的にオフになるということです。

もし「衝突事故検出」をオフにしても、再びオンにするのを忘れないようにしましょう(機能が必要な人は)。