AIによる自動の画像生成が話題になっていますが、誰でも手軽に体験することができる無料のiPhoneアプリ「AIピカソ」がリリースされています。
リリース当初はユーザー殺到でサーバーが混雑して使えなかったのですが、ようやく落ち着いてきたのでご紹介します。
AIが画像生成するiPhoneアプリ「AIピカソ」使い方
「AIピカソ」は、画像生成AI「Stable Diffusion」をiPhoneから簡単に利用できるようにしたアプリです。
同じAIをLINEのチャットbotとして利用できる「お絵描きばりぐっどくん」を紹介しましたが、こちらのメンバーと一緒に開発しているそうです。
「お絵描きばりぐっどくん」の方でも「AIピカソ」は予告されていたので、同じチームで開発しているような感じなのでしょうね。
基本的には描いて欲しいものをテキスト化して送信すると、AIが画像生成してくれるという同じ仕組みです。日本語も使えます。
アプリを起動した画面はこんな感じです。
もともとやることはシンプルなのですが、開発途上にあるという感じで、UIも非常にシンプルです。テキストを入力、場合によっては参考となるイラストを描く、そして作成ボタンを押す、みたいな流れです。
イラストを描くツールなど、まだ荒削りなところはあるので、今後はさらに使いやすく改良が加えられていくのではないでしょうか。
それでは実際に「AIピカソ」を試してみます。
サンプルのテキストがあるので、それをタップして入力するのが簡単です。試しに「cyber cat」を選んでみました。実際には単語ではなく、それなりの文章が入力されます。
なんだか超サイバーでカッコいい猫の画像が生成されました。しかも10秒も待たないくらいでかなりスピーディーなんですよ！
続いて、ぼくが参照画像として適当に描いた猫の正面の画像もタップして選んだ状態にして「cyber cat」の画像生成をしてみます。
正面を向いた猫になりました。なんとなく参照したのが分かる仕上がりです。
続いて「ライブで踊るPerfume」です。
あ〜ちゃん！？
シンプルすぎる文言でも画像生成は可能ですが、なかなかイメージ通りのものを作り出すのは難しそうだ‥‥という感想です。
でもiPhoneアプリとして画像生成AI「Stable Diffusion」が手軽に体験できるのは素晴らしいです！
最近のアップデートで広告が表示されるようになるというアナウンスもありましたが、今のところ表示されていません。サーバー料金も必要だと思うので、なんらかの方法でマネタイズできると良いのですが。
Android版は準備中とのことです。
