月末になるとギガが足りなくなってしまう人は試してみる価値があるかも?
フリーWiFiへの自動接続や、LTEデータ通信を圧縮して“ギガ”つまりデータ通信量を節約することができるアプリ「ギガぞう」を試してみました。月額500円のアプリです。iPhone版とAndroid版があります。
「ギガぞう」とは?
「ギガぞう」はワイヤ・アンド・ワイヤレスが提供する、データ通信量を節約するためのアプリです。つまり公衆無線LANサービスであるWi2の利用促進のためのアプリでもあります。
しかし公衆無線LANへ自動接続するだけでなく、LTE通信を圧縮して“ギガ”を節約してくれるという機能があります。
フリーWiFiへの接続もVPNを使うことで、安全に利用できるというアピールポイントもあります。
SNSアカウントで登録できるので、利用開始も簡単です。とりあえず30日間の無料トライアルがあるので、興味のある人はぜひ試してみることをオススメします。
「ギガぞう」のプロファイルをインストールすることで、WiFiスポットの利用を実現します。
これは手順通りにやれば難しくはありません。
4G(LTE)もVPNを経由することで、データ圧縮を行っているようです。フリーWiFiの難点である、電波の弱いWiFiは使用しないという設定もあります。
1ヶ月くらい使ってみてどうだった?「ギガぞう」の感想
1ヶ月弱くらい使用してみました。とりあえず9月のデータなので20日間分くらいでどのくらい節約できたか、という数値が以下となります。
「ギガぞう」のフリーWiFiに接続したのが約200MB、LTE圧縮で約850MB、それぞれデータ通信量の節約ができたようです。20日間で1GBの節約なので、1ヶ月にすると1.5GBくらいの節約になることが予想されます。
フリーWiFiに関して。あまり飲食店などに入る機会が少なく、そこまで恩恵は受けられなかったかな、と感じました。駅などを歩いているとフリーWiFiを拾ってしまい、そういうところはたいていスピードが遅いので、結果的に接続を切るということがありました。
「Wi2eap」をはじめとして、利用可能店舗はコチラで確認することができますが、活動範囲内にこれらの店があれば便利に使うことができると思います。
どちらかというと恩恵が大きかったのは、LTE通信のデータ圧縮の方でしょうか。最大で20%程度のデータ圧縮が期待できるそうで、アプリをインストールしていれば恩恵が受けられるのは良いと思います。
ただ、WiFi環境から4Gに移るときに、VPNで接続するために少しだけタイムラグがあるのが気になる人は気になるかもしれません。
駅で乗り換え案内を検索する際にWiFiが遅いから4Gにしよう、でもVPNに接続するのに時間がかかって‥‥のようなことが何度かありました。
最近はTwitterやFacebookを見るだけでも動画や画像が多く“ギガ”の消費が激しいです。そのため、こうしたアプリの有用性というのはあると思います。
使用するかどうかは月額500円に価値を見出すことかできるか、という一点になるかと思います。
ぼくはIIJmioユーザーなので、もしデータ通信量が足りなくなったら100MBを200円で購入することができます。仮に500円の「ギガぞう」で1.5GBを節約できたとなると、コストパフォーマンスは悪くありません。
ただ、正直なところ使いたいと思ったのはフリーWiFiサービスよりも、LTE圧縮の方だったんですね。微妙なところですが、300円なら継続して試し続けても良いと思ったのですが、500円だと無料トライアルで終了しようかな、と考えています。
30日間の無料トライアルで色々と使い勝手が分かりますので、興味のある人はぜひ「ギガぞう」を試してみてください!