徒歩、自転車、クルマなど移動手段を問わずに移動するだけでマイルが貯まり、それをギフト券などの商品と交換することができるアプリ「Miles(マイルズ)」が、日本で正式サービスを開始しました。
日本での正式リリース前のベータ版から試させて頂いており、徒歩やクルマでの移動を試すことができました。
「Miles」はどんなアプリか?
「Miles」は、ひと言で説明すると「移動することでマイルを貯めるアプリ」ということになります。
移動方法は徒歩、自転車、クルマ、さらには飛行機など問わず、1マイル(約1.6キロメートル)につき1マイルが付与されます。
ただし、移動方法によってマイルの貯まり方が変わってきます。
移動手段はAIが判定し、徒歩・ランニングは10倍、自転車は5倍、バス・電車・船・スキーは3倍、車は1倍、飛行機は0.1倍などとなっています。
面白いのは車の相乗りが2倍になるのですが、これは環境に配慮しているからということになるのでしょうね。
ベータテスト中は主に徒歩とクルマで利用していたのですが、自分でウォーキングをしたなと思って貯まったマイルを、クルマでの移動がサクッと抜いていくと、ちょっと複雑な気持ちになもなりましたが、とりあえずアプリをインストールしておけばサクサクとマイルが貯まっていくのは良いと思います。
貯めたマイルはギフト券などとの商品交換のほか、抽選への参加、寄付などに使用することができます。
Amazonギフト券への交換は100円分でも4,000マイルが必要とハードルが高いですが、毎日クルマや電車に乗って移動しているような人だと、気づいたら数百円分が貯まっている‥‥なんてこともあるかもしれません。
UberEatsなど、デリバリーをしている人がインストールしておくと一石二鳥ですね。
招待コードを入力すると800ポイントが貰えるので、それだけでファミマのコーヒーが飲めます(ぼくはプラチナランクなので必要なマイルが少し少なくて普通は1杯450マイルです)。
特典パートナーには、ファミリーマート、JAL、JR東日本などが名を連ねています。
企業としては商品サンプルを配布するといったマーケティング活用のメリットがあるようです。もちろん、ファミリーマートのような来店促進効果もあるでしょう。
「Miles」を使ってみた感想
企業がマーケティング活用してメリットがあるようにするには(つまり「Miles」が続いていくためには)、どれだけマイルが配布されるか、というところにあると思います。マイルが貯まれば、アプリを起動する機会も増えるでしょう。
過去に似たようなアプリはいくつか試したことがあります。歩くとポイントが貯まり、それを商品に交換したり、抽選に参加できるというものです。
結果的にいずれもアンインストールしてしまったのですが、ポイントは貯まりにくいし、抽選は外れるし、ただ単にバッテリー消費しているだけに感じてしまったからなのです。
歩数計と連動していて、歩くことが修行にように感じられてしまったというのが大きかったと、いま振り返ると思います。
だから「Miles」にも懐疑的だったのですが、試してみると歩数ではなく、移動そのものでマイルが貯まるので、必ずしも徒歩でなくても大丈夫です。これはけっこう心理的なハードルを下げてくれると思いました。
遠い道のりではありますが、Amazonギフト券のように使い勝手の良いものが確実に入手できます。これだったら、とりあえずインストールしておき、マイルをコツコツと貯め続けても良いな、と思いました。
いずれはPayPay残高などに交換できるようになると、さらにモチベーションが上がるかもしれません。
個人的には「マイル」表記が馴染みにくいと思ったのですが「日本ではそこまで馴染みのない単位だが、航空会社のマイレージプログラムも同じマイル制」ということで、議論があったものの「マイル」でスタートしたそうです。
直感的には分かりにくいですが、これはもう慣れるしかありませんね。気づいたら貯まっているもの、と思うしかありません。
あと、移動からマイルが反映されるまで少し時間がかかる場合が多いので、反映タイミングはあまり気にしない方が良いかもしれません。
ということで、興味の湧いた人は招待コード「B3LAQA」を使ってみてください。800マイルのボーナスがゲットできます。iOS版とAndroid版があります。
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招待したねんざB氏も記事を書いています。