iOSが大きなアップデートをすると、これまでにもバッテリの持ちが悪くなるようなことはありました。しかし、さらにアップデートがかかることで、それも改善します。が、ちょっと予想以上にバッテリ消費が速いと感じたので「Appのバックグラウンド更新」をオフにしてみることにしました。
「Appのバックグラウンド更新」というのは「Appがコンテンツをバックグラウンドで更新することを許可します」というものです。注釈として「オフにするとバッテリーを多少節約できます」とも。
「多少」というのがどのくらいかは分からないのですが、思っている以上のスピードで「iOS 7」ではバッテリ消費されていくので、とりあえずはオフにしてみています。
「設定」の「一般」から「Appのバックグラウンド更新」で、オン/オフの設定が可能です。
「Appのバックグラウンド更新」をオフにしようとすると「すべてのAppがジオフェンスなどの位置情報サービスをバックグラウンドで利用できなくなります」と表示されますが、バッテリの持ちが優先としてオフにします。
しばらく「Appのバックグラウンド更新」をオフにして使用した感想としては、ややバッテリの持ちは良くなった気がします。そして、オフになっているからといって、不都合が起きているということもありません。
バッテリの持ちを良くするには、他にも視覚効果を「設定」のアクセシビリティからオフにしたり、コントロールセンターからWiFiはこまめにオフにしたり、使わない時はGPSをオフにするといった方法がありますので、別途まとめたいと思います。
ちなみに、以前はBluetoothもオフにするようにしていたのですが、ローバッテリーになったため、オンの状態のまま使っています。バッテリ消費にはそれほど影響はないと思っています。
下記の記事を参考にして下さい。
▼【Bluetooth】テザリングでバッテリの持ちが良いのにスピードが出るという「Bluetooth 4.0+HS」調べてみた
さて「ジオフェンスなどの位置情報サービスをバックグラウンドで利用できなくなります」という注意があったのですが「ジオフェンス」とはなんでしょうか?
O2O実現の本命機能! iOSの「ジオフェンシング」を使ってみよう (1) ジオフェンシングって何? | マイナビニュースで説明されています。
ジオフェンシングとは、アプリケーションの地図上に仮想的な”フェンス”を配置しておき、現実の世界で対応端末がそのフェンス内に入った、もしくは出たときに、特定の処理を起動させる機能である。
「iOS 5」から搭載されている機能だそうです。「ジオフェンス」を使ったアプリは楽しそうでもあるので、本来であれば「Appのバックグラウンド更新」はオンにしておいた方が良いのでしょうね。
ネタフルでは次のような記事も書いています。
▼「iOS 7」リリース! → アップデートからのファーストインプレッション
▼【iOS 7】「コントロールセンター」の呼び出し方&使い方
▼【iOS 7】新しくなった「App Store」アプリはアップデートを自動的にインストール!
▼【iOS 7】ホーム画面の文字を太く見やすくする方法(アクセシビリティで文字を太くする)
▼【iOS 7】「Newsstand」をフォルダの中に入れることが可能に