“常識”覆す?野菜や果物摂取は大腸がん予防にならずというニュース。
調査は1990年以来、全国の40〜69歳の男女約9万人を対象に食事や喫煙などの生活習慣に関するアンケートを実施し、約10年間追跡した。この間、705人が大腸がんになった。
9万人を野菜・果物の摂取量別に4グループに分け、大腸がんの発生率と比較したそうです。
その結果、野菜でも果物でも、最もよく食べるグループと最も少ないグループとの間で、大腸がんの発生率に差はなかった。大腸がんを結腸がんと直腸がんに分けて調べても差はなかった。
ということで、大腸がんと野菜・果物の摂取に関連性はないことが分かったそうです。
ただし、胃がんについては、野菜・果物の予防効果が確認され、野菜や果物の摂取が奨励すべき生活習慣であることに変わりはないとのこと。
大腸がん予防にはならないけれど胃がん予防にはなるので、やっぱり野菜・果物は摂取しましゅう、ということですね。