「PM2.5」WHOが”発がん性がある”と正式に発表

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中国から日本に飛来することでも耳にする「PM2.5」ですが、世界保健機構WHOが「発がん性がある」と正式に結論づけ、発表を行ったことがニュースになっていました。WHO PM2.5に発がん性という記事になっています。

WHOの専門機関で、化学物質などの発がん性について分析、公表しているIARC=国際がん研究機関は17日、スイスのジュネーブで最新の研究成果について記者会見を開きました。

小さな粒子状の大気汚染物質である「PM2.5」は、発がん性リスクの5段階の危険度のうち、最も高い「肺がんの発がん性がある」と結論づけられたということです。

日本でも「PM2.5」が飛来しているとニュースになっていますが、どのような対策が取られているのでしょうか。

環境省はことし2月、一日の平均濃度が1立方メートル当たり70マイクログラムを超えると健康に影響を与えるおそれがあるとして、この数値を超えると予測された場合、都道府県などが住民に外出などを控えるよう注意喚起するとした暫定的な指針をまとめました。

注意喚起が行われることになっているようです。

実際に、自分が住んでいる地域の「PM2.5」濃度をインターネットで調べることも可能です。大気汚染物質広域監視システム「そらまめ君」で、大気汚染物質濃度の速報値が公開されています。

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見たい地域をクリックします。

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表示項目から「PM2.5」を選択します。

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「PM2.5」の濃度が、色の付いた●で表示されます。1立方メートルあたり70μグラムを超えると予想されると注意喚起ということですが、赤い●だと気をつけた方が良いでしょうか。

ちなみに「PM2.5」と聞くと九州の方をイメージしていたのですが‥‥

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東京23区あたりでも濃度は変わらないのですね、普段は。

「PM2.5」は春に濃度が上昇する傾向があるということなので、そもそもの原因を絶つことはもちろんなのですが、まずはマスクなどで自衛するのが最善でしょうか。

WHOは「PM2.5」でなく「大気汚染」全体も「肺がんの発がん性がある」と結論づけています。