「歩きスマホ」で脳が活性化することが判明

Smartphone walk

駅に行けば「歩きスマホは危険です」とアナウンスが流れる昨今、そんな「歩きスマホ」に良い効能もあることが明らかになりました。歩きスマホ中は脳が活性化 東北大研究 転倒予防・リハビリに応用という記事になっています。だからといて「歩きスマホ」をしても良い、ということではないですよ。

歩きながらスマホを操作すると、年齢を問わず前頭部が活性化することが確認された。若い人の場合は左脳で歩行を、右脳でスマホ操作を処理することでスムーズな「歩きスマホ」ができるが、高齢者の場合は脳の活性化が上手なスマホ操作や安全な歩行につながらず、転倒のリスクを高める傾向にあったという。

歩きながらスマートフォンを操作するという行為は、右脳と左脳で別々の処理をしていることから可能になっているそうです。これって、クルマを運転しながら会話できる、みたいな話にも通じるのでしょうか。

高齢者は「歩きスマホ」ができずに転倒するリスクが高まったということですが、逆にこれをリハビリ訓練に応用できる可能性もあるということです。

「歩きスマホ」を推奨する研究ではなく、あくまでも「歩きスマホ」をしている時の脳の処理についての研究です。