炭水化物を摂取しない、低炭水化物ダイエットにチャレンジする人が増えているようです。低糖質ダイエットとも言われるようですが、低炭水化物ダイエットご用心…発症リスク高まるという記事がありました。
炭水化物を制限する食事を長期間続けると、心筋梗塞や脳卒中になる危険性が高まるとの研究を、ハーバード大などのグループが英医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」に発表した。
低炭水化物ということで、米、うどん、ラーメン、パスタ、パンなどを控えます。ただし、肉などは食べても良いというもので、アメリカでは「アトキンスダイエット」が有名だそう。
日本でも低炭水化物ダイエットが広まりつつありますが、これに対して、そうした食事を長く続けると「心筋梗塞や脳卒中になる危険性が高まる」という研究結果が発表されています。
1270例の発症例を、炭水化物とたんぱく質の摂取量によって10段階に分けて分析。炭水化物の摂取量が1段階減り、たんぱく質の摂取量が1段階増えるごとに、それぞれ発症の危険が4%ずつ増えた。
一般的に低炭水化物の生活をしていると高たんぱく質になる傾向があるそうですが、こうした生活を長く続けると心筋梗塞や脳卒中の危険性は最大で1.6倍にもなるそうです。
短期間に集中して低炭水化物ダイエットをするなら大丈夫かもしれませんが、長きに渡ってその生活を続けるのは、身体にはあまり良くないようですね。
何かを摂取しまくるとか、何かを摂取しなさすぎるというのは、気をつける必要があるかもしれません。
バランス良い食事に運動を組み合わせて‥‥というのがベストなのでしょうが、それもなかなか難しいのはよく分かります。はい。
▼低炭水化物ダイエット―ごはん、パン、パスタ…やめられない、やせられない人へ