わずか1週間の禁煙でも血管はよくなるという記事より。
喫煙を続けると、血管の壁が厚く硬くなり、血液も固まりやすくなって、血管が詰まりやすい「動脈硬化」と呼ばれる状態になる。動脈硬化は、心筋梗塞や脳卒中などといった、死に直結する重い病気の発症につながる危険な状態だ。
しかし、たばこを吸うのをやめれば、こうした危険性は軽減されるそうで「75歳で禁煙しても、禁煙しない場合に比べて、85歳まで生きられる確率が高くなることが明らかにされた」そうです。
そして、わずか1週間の禁煙でも、血管の機能は驚くほど回復するという研究データが最近発表されたんだそうです。
杉山氏らは、1日当たり17.2本のたばこを吸う9人の男性(平均年齢34.9歳)に1週間禁煙してもらい、禁煙前後で血液検査などを行って、血管壁の変化を調べた。
血管壁の硬さの推定値や血管内の機能の指標改善されたりしたそうです。この研究発表には「驚くべき結果だ」などの絶賛も寄せられたそう。
「禁煙を決意すれば、短期間のうちに、心臓病を起こす危険性はずっと軽くなるかもしれない」ということで、ちょっと禁煙を考えてみても良いかと思える調査結果かもしれませんね。