池袋駅の北口周辺をぶらぶらしているとき、目新しい看板のお店が目に入りました。
大きく「牛若丸」と書かれています。牛丼屋さんっていうか、新しい牛丼チェーン店でしょうか。
「牛若丸」はロサ会館に誕生した牛丼屋
場所は「ロサ会館」の1階。たしかここって、以前は吉野家だったはず。とりあえず近づいて、入口の脇にある垂れ幕を読んでみると‥‥。
まだまだ駆け出しの牛丼屋だけど100店舗を目指していて、達成の暁には幼名の「牛若丸」から「義経」に改名する、と書かれています。
何だか面白い!
しかもオススメのメニューが、厚揚げがトッピングされた「きつね牛丼」!
あんまりお目にかかったことのない牛丼なので、ともかく食べてみることにしました。
こちらおのお店は食券式。お店の外の入口脇と入ってすぐのところに券売機があります。
「牛丼・並」が280円! 安い!
とっても心が惹かれましたが、ここはやはりオススメの「きつね牛丼・並(400円)」を確かめてみないことにはなりませんよね。
さっそく食券を購入して、いざ店内へ。こちらのお店はセルフサービス。調理カウンターで食券を渡してしばらく待っていると、すぐにきつね牛丼が出てきました。
カウンター脇でカップに水を注ぎ、丼に調味料を適当に振りかけて、空いてる席に向かいます。
調理カウンターのなかに一人いる他に、スタッフさんの姿は見えません。時間帯にもよるのでしょうが(ぼくが訪問したのは午後2時ごろ)どうやらワンオペみたいですね。
立派な厚揚げの牛丼がドーン
そして、こちらが「きつね牛丼・並」です(ちょっと興奮して七味を振りかけすぎてますけど気にしないでください)。
きつねっていうか、リッパな厚揚げ!
それがドーンと牛丼の上に鎮座しているんですよ。
ちょっと甘めの出汁がしみしみで、厚揚げだけでも結構うまい!
びっくりするくらい牛丼にフィットしています。
そして、肝心の牛丼ですが、牛肉だけじゃなく白滝もプラスされていて、こちらも味つけは甘め。以前のすき家の牛丼風といえば、ちょっと年配の方には伝わるかも知れません。
とにかく並盛とは思えないほど肉の量がたっぷりで、これに白滝のぎょとんぎょとんした食感が加わって、結構な食べ応えです。
(※ぎょとんぎょとん:ネタフル管理人・コグレマサト家では、白滝などゼラチン状の食べ物の食感を昔からこのように表現しているらしいです。伝わってますかね?)
う〜ん、うまい! これはリピート必至です。ほかの牛丼チェーンの味より上っていうわけではありませんが、決して遜色ありません。ふつうにおいしくいただけました。
「牛若丸」はちょい呑みもイ・ケ・ル
カウンターに置かれたプレートによると、ちょい飲みもできるみたいです。
角ハイボールと缶チューハイが各250円。きつね、というか厚揚げをツマミに一杯っていうのも良さそうです。
あとで知ったことですが、こちらの「牛若丸」は今年(2018年)2月27日にオープンしたばかりのお店で、いかにもチェーン店っぽい店構えですが、ここ池袋ロサ会館のお店が1号店のようです。
もともと吉野家があったところだということもあって、もしかすると吉野家の新業態の実験店なのでは? と囁かれていますが、はて真偽のほどはいかに。
とにもかくにも、早く100店舗を達成して「義経」を名乗るようになると楽しいですよね。その瞬間に立ち合ってみたくなりました。微力ながら応援していきますよ!
ごちそうさまでした!!!
「牛若丸」の住所・地図
住所:東京都豊島区西池袋1-37-12 ロサ会館 1F
ライタープロフィール
こばやしゆういち
フリーライター。オジ旅7号。大阪出身、東京在住。もうじき還暦で、バツイチひとり暮らし。暇つぶしブログ「オジフル」を細々と続けているほか、あちこちに記事をちょこちょこ寄稿中。特技は安請け合い。