Googleが人工知能を開発しているそうですが、そのネーミングが日本では話題になっています。なんと「DQN」です。いわゆるネットスラングの一つですが、まさかGoogleの人工知能と同じ名前になってしまうとは! Google、「DQN」という人工知能を開発、ゼロからゲームをプレイして自力で攻略方法を見つけるという記事になっていました。
米Googleは、深層強化学習(Deep Reinforcement Learning)アルゴリズムを用いた人工知能「DQN」を開発したと発表した。DQNは「deep Q-network」の略で、深層強化学習を通して、人間レベルの制御を可能にする。
自分でゲームをプレイして、攻略法を見つけることができるのだそうです。シューティングゲームやカーレースゲーム、ボクシングゲームをプレイすることができたそうです。
Googleの「DQN」はとてもできる人工知能ですが、日本で「DQN」というと、真逆の意味になってしまいます。ちなみに「ドキュン」と読みます。
さて、日本で使われる「DQN」はどういう意味なのでしょうか?
ヤンキー(不良)など、”粗暴そうな風貌をしている者”や実際に”粗暴な者”、また”非常識で知識や知能が乏しい者”を指すときに用いられる
1994年から2002年に放送されたテレビ番組に「目撃!ドキュン」という番組がありまして、そこに登場した人たちの様子から、そのような人たちを「ドキュン」つまり「DQN」と呼ぶようになったようです。ぼくも番組自体はリアルタイムに視聴しておりました。
ということで「Google DQN」ですが、研究チームの中に日本人はいなかったということなのでしょうね。