スマートフォンを持った手を二人でコツンとやることで、アドレスなどの情報を交換することができるアプリ「Bump」を開発するBump Technologiesが、Googleに買収されていました。1週間ほど前のお話ですが。
ニュース – Google、スマホ同士のタッチでデータ交換する「Bump」を買収:ITproという記事になっていました。
米Googleは、モバイルアプリケーションを手がける米国の新興企業Bump Technologiesを買収した。Bump Technologiesが、現地時間2013年9月16日に公式ブログで発表した。米AllThingsDによると、Googleの広報担当者もBump Technologiesの買収を認めている。
iPhone黎明期というのでしょうか、初期のころはスマートフォンをコツンとやるというアイデアもあって、けっこう話題になったアプリでもありました「Bump」は。
しかし、うまく単独ではビジネスを軌道に乗せることができなかったということでしょうか、結果的にはGoogleに買収されることになりました。買収金額は3,000万ドル〜6,000万ドルだそうです。
Bump Technologiesの公式ブログでは「BumpとFlockはともに“当面”サービスを継続していく」としているそうで、いずれはGoogleのサービスに取り込まれるのかもしれません。
Bump
カテゴリ: ソーシャルネットワーキング
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2008年創設のBumpはGoogleに買収される前に、Andreessen HorowitzやSequoia Capitalを含む複数の著名なベンチャーキャピタル企業から約2000万ドルの資金を調達している。
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アップルが「iOS 7」で、「AirDrop」というWi-Fiファイル共有機能を追加している点も指摘しておくべきだろう。後れをとらずについて行く必要がある、とグーグルが感じている可能性は十分にある。