テレワーク中に長時間のイヤホン装着で耳を痛めた‥‥という話もちらほらと聞こえるようになりました。とはいえ、自宅作業をしているとスピーカーから音声を出しにくい状況もあります。
そんなときに活用したいのが、骨伝導式のワイヤレスイヤホンです。cheeroが2020年9月17日12時より発売開始する「TouchBone(タッチボーン)」を提供して頂いたので試してみました!
骨伝導式ワイヤレスイヤホン「TouchBone(CHE-628)」
骨伝導というのは「声帯などの振動が頭蓋骨を伝わり直接聴覚神経に伝わる(骨導音)もの」です。
有名な逸話として、作曲家のベートーヴェンが難聴を患い、指揮棒を歯で噛みピアノに押し付けて骨伝導で音を聞き取ったと言われています。
この骨伝導式のワイヤレスイヤホンが「TouchBone」というわけです。
最大の特徴は「耳をふさがない」ということです。耳をふさがないので、装着感も快適です。さらに音を聞くだけでなく、通話も可能です。
となると、テレワークのオンライン会議のようなシチュエーションでとても便利そうだということが分かるのではないでしょうか。
パッケージには本体のほか、専用のポーチと充電用のUSB-Aケーブルが入っています。
本体はとても柔らかく、頭を圧迫しない素材となっています。頭が大きめなぼくも普通に使えますし、中学生の次男もサイズ的に問題ありません。
最初にペアリングすれば、次からは3秒長押し起動で自動でペアリングするので使い方も簡単です。
充電用のポートです。防水規格はIPX5に対応しており、防噴流なので雨が降っているくらいなら問題ないでしょう。
ちょっと見にくいですが、真ん中が電源ボタンで、左右の+と-で音量調整もできます。操作も簡単ですね。
再生/一時停止:電源ボタンをクリック
次の曲:+ボタンを長押し
前の曲:-ボタンを長押し
通話を受ける:電源ボタンをクリック
音量を上げる:+ボタンをクリック
音量を下げる:-ボタンをクリック
実際に「TouchBone」を装着している様子は以下の写真で確認してください。モデルは高校生の長男です。
そんなにギュッと挟むものではなく、優しく挟んでいる、くらいの感覚です。本体重量も約34gと軽量です。
初めて使用した時は「TouchBone」から漏れる音が耳から聞こえているのか、本当に骨伝導で聞こえているのか、よく分かりませんでした。
そこで耳をふさいでみると‥‥あ、あ、あ、頭の中から音が聞こえてくるではありませんか! これは不思議な感覚です。
でも、耳をふさぐことで、骨伝導で音が伝わっていることはよく分かりました。
慣れるまでは「耳元で音が鳴っている=耳がふさがっている」という感覚になります。実際には外の環境音も普通に聞こえてきて、これまた不思議な感覚に陥ります。
個人的にも耳が完全にふさがるのはあまり好きではないので(耳からの情報量が減るため怖さがある)、骨伝導式ワイヤレスイヤホンは安心して使うことができます。
普段から聞いているのもradikoなどが中心ですし、音にこだわりがなければ外出中にBGMとして音楽が流れているくらいなら「TouchBone」でも十分だと思いました。
もちろんテレワークのときにも便利なのですが、耳をふさがないというのは、思っている以上のメリットがあるのではないでしょうか。何かの作業をしているときに、誰かと会話しつつ、骨伝導で別の情報も入れられるわけですから。
カラーバリエーションはホワイトとブラック。通常価格は5,980円(税込)ですが、販売開始記念価格として300個限定で5,480円(税込)となっています!
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製品仕様
【カラー】 ブラック、ホワイト
【寸法(本体)】 約 137 × 102 × 49 mm
【重量(本体)】 約 34 g
【Bluetooth Ver.】 Ver.5.0
【防水規格】 IPX5
【対応プロファイル】 A2DP, AVRCP, HFP, HSP
【対応コーデック】 SBC, AAC
【充電時間】 約 1.5時間
【連続通話/音楽再生時間】 約 5~6 時間
【最大通信距離】 約10 m (障害物無)
【入力】5V / 1A
【バッテリー容量】 150mAh
【付属品】充電用USB-A to micro USB ケーブル, 取扱説明書 / 保証書(1年間), Touchbone専用ポーチ