「リスク高い」オシム氏、現場復帰に消極的という記事より。
昨年11月に急性脳梗塞(こうそく)で倒れ、6月から自宅のあるオーストリアでリハビリを続けていた日本代表前監督のイビチャ・オシム氏(67)が22日、成田着の航空機で136日ぶりに来日した。空港側は車椅子を準備していたが、つえも使わずにしっかりした足取りで到着ゲートを通過。
オシム前日本代表監督が来日しました。今回の主な目的は、病状の検査ということです。
オシム氏といえば、最近ではコンサドーレ札幌の総監督就任の噂も出てきたりしていますが、次のように語っています。
「体調がよく、健康に自信があれば、どこかのクラブで仕事をしたいというのは一般論として持っている」
もちろんそうでしょうね。
ただし「医師はゴーサインを出さないだろう」と。「あらゆる試合で監督は興奮状態に陥る」からです。
「たられば」の話をしても仕方ないですが、オシム氏が日本代表監督を続けていたならば、日本のサッカーはまた少し違った方向に進化していたのでしょうね。見たかった‥‥。
【オシムトーク】死ぬなら自宅で死にたいでは、最近の浦和レッズについて次のように語っています。
「プレッシャーに勝たないといけない。そういうところを乗り越えて、マンUやバイエルンに近づける。浦和のスタジアムはいつも満員という意味でビッグクラブ。それだけ、ファンは(相手ではなく)自分のチームに期待している」
負けましたね、プレッシャーに‥‥。
■関連記事
「ドクターは100パーセントのゴーサインを言ってくれないだろう。監督というのは、試合で100パーセントの自分を投資する。興奮状態になるし、リスクが高い。死ぬなら自宅で死にたい」
つえもなく、しっかりした足取りのオシム氏は「皆さん(報道陣)と話すのも、リハビリの一環」と冗談も飛び出した。