2009年1月11日に、浦和パルコ内の「レッズゲート」にて、2009シーズンに浦和レッズに新加入する選手の記者会見が行われました。
会見には信藤健仁チームダイレクター(TD)、水戸ホーリーホックへの期限付き移籍から復帰した赤星貴文、阪南大学から加入した野田紘史、そしてレッズユースから昇格した高橋峻希、濱田水輝、山田直輝、永田拓也が出席しました。
赤星はレンタル移籍からの復帰、そしてユースから4人が昇格、大卒の新加入となる野田の6人です。
信藤TDは、
「フレッシュな面々がそろいました。レッズというクラブが育成した選手、スカウトが発掘した選手たちで、優れたプレーヤーたちです。コーチングスタッフも期待を込めて見ていますし、活躍できることを祈っています。頑張ってください」
というコメントをしています。
各選手のコメントは以下の通りです。
赤星貴文
「今年は本当に自分にとっても正念場です。チームは去年、難しい年を過ごしましたし、今年は戦力として力になれるように一生懸命頑張りたいと思います」
野田紘史
「今年からレッズの一員としてプレーできることを誇りに思います。今まで自分はどんなことに対しても100%でやってきました。レッズに来てもそれをやるのが自分らしいと思うし、それが自分の色だと思います。応援していただくことも光栄だと思っています」
高橋峻希
「去年は試合に出させてもらいました。去年、試合に出たときにはチームが勝てなかったので、今年は自分が出て点を取って勝てるように頑張りたいです」
濱田水輝
「今年、プロになることができました。毎日の練習に対して全力で取り組んで、日々、成長できたらいいと思っています」
山田直輝
「ジュニアユースから数えて、今年でレッズに加入して7年目となりました。トップチームに入って2年目という気持ちで、最初から試合に出れるように頑張りたいと思います」
永田拓也
「自分は特に目立つ選手ではないと思いますが、自分の色を出していき、一日でも早く試合に出場できるように頑張りたいと思います」
既に岡野、内館、永井、相馬と、レギュラークラスの選手がいなくなっていますが補強は行われていません。そういう意味では、大きく戦力ダウンですが、今いる選手たちにとっては大きなチャンスでしょう。
■赤星選手へ。水戸で1年プレーしての復帰だが、成長した点、見てほしい点は?
赤星「まだレッズで試合をやっていないので、何とも言えませんが、水戸では試合にも出て、試合勘もついたと思います。レッズの一員として、どれだけプレーできるかはまだ分かりませんが、今から楽しみにしていますし、練習にもしっかりと取り組んでいきたいです」
ユースの選手たちにも期待していますが、即戦力という意味では、個人的には赤星に期待しています。ぜひともレギュラーを獲れるように頑張って欲しいです。
さらにユース組には「高校サッカーで大迫選手が活躍しているが刺激は?」という質問がされましたが、高橋は「僕らは高円宮杯で優勝しています。高校年代のナンバー1を決める大会だと思うので、高校選手権よりもそっちの方に注目してほしいです」と答えています。
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昨年すでにトップデビューも果たしている山田直は「トップ2年目というつもりで、最初から試合に出られるように頑張りたい」と話した。
準々決勝で鹿児島城西に3―0で快勝しただけに、高橋は「ユース世代の日本一を決める大会は全日本ユース。高校選手権ばかり注目されるのはおかしい」と話した。
MF山田らは昨季からトップチーム公式戦を経験するなど粒ぞろい。「(大迫に)刺激は受けるけどスタイルは違う」山田はJの舞台での活躍を誓った。
優勝した。昇格組の1人、同大会で得点王(8点)に輝いたFW山田直樹は「大迫勇の活躍には刺激を受けます。ただ彼とはプレースタイルが違いますから」と強気だった。