2008年9月に鹿島サポーター、試合中に大旗で柏選手を叩くという問題があったのですが、ようやくJリーグから裁定が下されました。
Jリーグは、下記2項につき裁定委員会を開催し、当該クラブに対し本日以下の制裁を決定、通知し再発防止を指導いたしましたのでお知らせいたします。
以下のような裁定内容になっています。
(1)制裁の種類および内容等
当該クラブ 柏レイソル
1. 制裁の種類および内容 : 譴責(始末書提出)
制裁金 200万円
2. 適用条項 : 『Jリーグ規約』第148条〔チェアマンによる制裁および調査〕第1項
『Jリーグ規約』第149条〔制裁の種類〕第1項第1号、第2号
『Jリーグ規約』第159条〔2,000万円以下の制裁金〕第9号
当該クラブ 鹿島アントラーズ
1. 制裁の種類および内容 : 譴責(始末書提出)
制裁金 100万円
2. 適用条項 : 『Jリーグ規約』第148条〔チェアマンによる制裁および調査〕第1項
『Jリーグ規約』第149条〔制裁の種類〕第1項第1号、第2号
『Jリーグ規約』第160条〔1,000万円以下の制裁金〕第5号
以下のような理由から、ホームスタジアムの責任として柏側の制裁金が多くなっているようです。
主管クラブとして柏レイソルの事前・事後の対応は評価できるところが多いが、鹿島アントラーズサポーターに禁止行為である「最前列での大旗の使用」を制止する措置を講じることができず、選手等の安全を確保できなかった。
Jリーグ第13節 浦和レッズ v.s. ガンバ大阪でのサポーターのいざこざが発生した際は、浦和レッズに2,000万円、ガンバ大阪に1,000万円という制裁金でした。
金額の多寡というよりは、もちろんホームスタジアム側の警備責任というのはあると思うのですが、サポーターが暴れないように、窮屈な警備態勢になるのも今後は止むを得ないのかもしれません。
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