現役ハッカーが常駐する「ハッカーズバー」が、六本木に誕生したそうです。現役ハッカーによるアプリ開発をライブで見ることもできるそうですよ。六本木に「ハッカーズバー」-現役のハッカーが常駐、ものづくりの拠点にという記事になっていました。
「ハッカー」とは、弁護士のようにインターネットにおける「悩み」を解決する人。同店に訪れる客は、インターネット上でやりたいことをハッカーに相談することが可能。
ハッカーの定義は弁護士のようなものでいいのかな、と思いつつも、一般の人にはネットでの悩みを色々と解決してくれる人、くらいの方が分かりやすいのでしょうか。
そもそも、なぜハッカーのバーを始めようと思ったのか?
「アメリカ中部のボルダーに行ったとき、バケツをドラムにして演奏しているバケツドラマーが毎晩のようにストリートで演奏していた。初めて彼を見たとき、その姿とクオリティーに感動し、ハッカーにもストリートでできることがあるのではと考えた」
ストリートミュージシャンから着想したそうです。ストリートハッカー。
オーナーは医師免許を持ち、ミクシィで技術者を務めていたこともある中尾彰宏氏です。現在は、遺伝子検査事業を展開するヒメナ・アンド・カンパニーの社長です。
サイトを見てみると「ハッカーへご要望をいただければ、お酒をお楽しみいただいている間に、それを実現してみせます」と書かれています。何かアプリのアイデアを思いついたら、それをサラリと開発してくれるのでしょうか。
ハッカーのリクルートも行われています。
店内でお客様のご要望に合わせたシステムやアプリケーションを制作していただきます。Perl、PHP、Python、Ruby, JavaScriptなどいずれかのLLスキル、Objective-C、Javaによるネイティブアプリ開発スキルなど歓迎します。
正社員の月給は31万円〜となっています。アルバイトだと時給2,500円。
お客さんのリクエストは無料です。「今のところ相談料は必要ないが、ゆくゆくは食事代に含めるなど考えていきたい」とのこと。ドリンクが異常に高かったりするということもなく、1,000円です。プロタイプを作ってみて、そこから先は有料ですよ、みたいな感じになるのでしょうか。