長崎グルメとして知名度のある「トルコライス」ですが、トルコの料理人からは「トルコ料理にはない様式」として難所を示されていたことが明らかになりました。
母国はトルコライスに難色という記事になっておりましたよ。
「大人のお子さまランチ」と呼ばれて全国的にも知名度が上がっている長崎市の「トルコライス」。このご当地グルメに”母国”トルコの料理人が「トルコ料理にはない様式」としてトルコの名称を冠することに難色を示していることが分かった。
そもそも「トルコライス」とは、どのような料理なのか?
「豚カツ、ピラフ、スパゲティを一皿に盛り付けた料理」だそうで、確かに大人のお子さまランチという呼び方がピッタリですね。
全日本司厨士協会県本部会長の坂本洋司氏らがトルコを親善訪問した際に、トルコ料理人・シェフ連盟との会食で「トルコライス」を紹介したところ「トルコには豚カツはない」「炭水化物が同じ皿に乗ることはない」といった話になったそうです。
イスラム圏のトルコでは豚肉は食べられておらず、トルコの人からすると豚カツの盛り付けた料理が「トルコライス」と呼ばれるのは抵抗があるのかもしれません。
そもそも、なぜ「トルコライス」と呼ばれるのかは諸説あるそうですが、トルコとは関係ないようです。
トルコライス – Wikipediaによると「ピラフはそもそもピラウというトルコ料理であり、ピラフのことをトルコ風ライスと呼び、豚カツとスパゲティは単なる付け合わせ」という説があるそうですが。
今となっては期限を確かめるのも難しいのだと思いますが、とはいえ「トルコライス」と違う名前にする訳にもいかないですしね。日本発祥の「トルコライス」として食べられ続けていくのでしょうね。
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