「GRAND KIRIN」ヘルスブルッカホップのプレミアムビール

2012 06 15 1453

キリンから、ヘルスブルッカホップを使用したプレミアムビール「GRAND KIRIN」が登場するのですね。2012年6月19日より発売開始です。

事前に試飲している、決め手は「追いホップ」! キリンが“本気”を出したプレミアムビール誕生 (livedoor HOMME) – livedoor HOMME – livedoor ニュースという記事がありましたよ。

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事前に配られた資料には「一切妥協なしの“とんでもないビール”が誕生」とあり、ビール党の筆者としては会場に入る前からずーっと喉が鳴りっぱなし!
配られた新ビールは、シンプルかつスタイリッシュなデザインが目を惹く、330mlビンビール。トップも栓抜き要らずで、ビンのまま直接飲む際でも口当たりがよく香りも広がる広口のデザイン。ラベルは透明ラベルを採用し、高級感と洗練さを演出。さらにこのビンは国内最軽量! その道40年の熟練容器開発者小田氏の「本気」が伺える代物です。

中身である「GRAND KIRIN」を開発したのは、ビールの本場であるチェコ等東欧諸国での在住経験もあり、ビールに対して並々ならぬ情熱をもつ、若き醸造技術者・蒲生氏。これまでの日本のビールは、「スッキリや爽快、ドライといったキーワードばかりが並び、個性がない」(蒲生氏)と感じていたとのこと。ビール愛好家が納得する、プレミアム感のある商品を作りたい。そんな思いを元に取り組んだ新製品開発プロジェクトは、構想から2年以上、試験醸造は200回以上をかけ、このたび満を持しての発売となった。「ビールのしっかりとした味わいを楽しみたい愛好家に向けたテイストに仕上げました」(蒲生氏)。

で、肝心の味について。
まず飲み口を口に近づけると、広い口からウッディな香りが・・・。そして、口に含むと日本のビールではあまり味わったことのない刺激的な苦みと、キリンビール史上最大の麦芽量から得られる重厚な味わいが口の中に広がります。しかし、後味は非常にさわやか。同社のラガービールにも使用されるヘルスブルッカホップの華やかな香りが鼻を抜けていきます。

ヘルスブルッカホップの華やかな香りと、麦芽をふんだんに使った重厚な味わい。実はこの2つは相反する要素で、共存するのが難しいと言われているもの。どちらかが強くなると個性が強すぎる味になってしまうとのことです。それが両立する、バランスのよいテイストに仕上がった最大の要因が、特許出願中の製法「ディップホップ製法」。これは、ホップを通常の仕込み段階での使用に加えて、ひと手間かけて発酵過程でもさらに漬け込むという製法。ひと言でいえば「追いホップ」か? ともあれ、この製法によって、ビール党にうれしい、華やかさと重厚感の両立を実現したということです。言うなれば、これぞ「オトナのビール」。リラックスしながら、上質な時間を過ごすのにピッタリの1本だと思います。

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これまでの日本のビールは「スッキリや爽快、ドライといったキーワードばかりが並び、個性がない」というのが同意するところでして、だからこそ、国産のクラフトビールも注目を集めつつあるのだと思います。

「キリンビール史上最大の麦芽量から得られる重厚な味わい」だけれど「後味は非常にさわやか」で「ヘルスブルッカホップの華やかな香りが鼻を抜けて」いくというのを読むだけで飲んでみたい!

「GRAND KIRIN」は6月19日からセブンイレブンで先行発売されるとのこと。