いしたにまさき氏による初の単著「ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である 」を献本で頂きました。ありがとうございます!
110名の<やめない人たち>=ブロガーに対するアンケートをもとに、まとめられた書籍です。アンケートを分析しまとめるという、実にいしたにさんらしい切り口の書籍だとなっています。
不思議ですよね。なんでみんな、あんなにブログを書き続けるんだろう? 好きだから? 副業になっているから? 仕事に繋がるから?
<やめない人たち>は、やめないことで出会うものがあることを、生まれるものがあることを知っています。それはもちろん<つづけた人たち>にしか見えない地平です。
書籍の中には、110人からのアンケートが生のまま掲載されています。好きなウェブサイトにはじまり、なぜネットでの活動を続けてきたのか、が本人の手により綴られています。
「どうやったら続けられるのか?」という問いは、もうこの「ネットで成功しているのは<やめない人たち>である」を読んで終わりにしませんか。
かくいうぼくも<やめない人たち>の一人です。1997年のメールマガジンを皮切りに、ウェブサイト、ブログとスタイルは変わりつつも、ずっと同じことをやめずに続けてきました。
こっそり初めて公言しますが、2006年に仕事をやめてから、ずっとブログを書くことで生計を立てていています。コンサルもしているように思われているかもしれませんが、基本はブログのみです。朝から晩まで書くブログだけ、です。
ここに辿り着くまでに、1997年から2006年まで10年かかりましたが、それでも「やめない」ことで自分の夢の一つを叶えることが出来ました(辛いと思うことは一度もありませんでした)。
「継続は力なり」が座右の銘ではあるのですが、続けることにこだわり続けると息切れすることもあるでしょう。適当に力を抜いた方が、より長く続くのはぼく自身もよく分かっています。
土日は休むとか、二日酔いの時は無理しない、とかですね。
そういう意味では「やめない」というキーワードは、適度に肩の力が抜ける良いメッセージです。つづけなくても、やめなければいいのです。あなたが「やめない」だけで良いのです。
ネットでは確かにログが残ります。続ければ続けるほど、あなたの足跡が残ります。その足跡はあなたの代わりに、存在証明をしてもくれます。始めるならば、できるだけ早い方が良いです。いま、ですよ! そうしたらもう「やめない」んですよ!
さて、いしたにさんとはこれまで5冊の共著を執筆してきました(もうすぐ6冊目が出ます)。ネットでの活動も共にすることが多いですし、それだけにわが事のように嬉しい気持ちがあるのですが‥‥
このテーマの本はぼくが書きたかったですよ!
でも、書いてくれたのが他でもない、いしたにさんで良かったです。出版、おめでとうございます。