広島東洋カープで活躍し、2,215試合連続出場で「鉄人」と呼ばれた衣笠祥雄氏が、2018年4月23日に大腸がんのため死去しました。71歳でした。“鉄人”衣笠祥雄氏が死去 71歳 2215試合連続出場 国民栄誉賞も受賞という記事になっていました。
衣笠氏は、1965年に広島に入団し、68年から一軍に定着。87年、40歳の時に、米大リーグ、ルー・ゲーリッグ(ヤンキース)の持つ、2130試合連続試合出場を48年ぶりに塗り替える、2131試合連続出場の世界新記録(当時)を達成した。
衣笠祥雄は「鉄人」の代名詞のような人でしたね。1987年には国民栄誉賞も受賞しています。
最後の野球解説となった4月19日のDeNA−巨人戦では、かすれ声になっていたのが心配されていたそうです。
急遽、サポート役として横についた槙原寛己は「解説の日は衣笠さんの体調が本当に思わしくなく、なかなか声が出なくて。いろいろしゃべりたいのに、しゃべれないもどかしさを横で感じていたので。本当に残念」とその日の様子を語っています。
心よりご冥福をお祈りします。
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「順番だから仕方ない。いいヤツを友人に持った。オレの宝物。まぁ、どっちみちワシもすぐ追いかけるんだから。次の世界でまた一緒に野球談議をするよ」
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2215試合連続出場の記録を持ち「鉄人」として親しまれた。87年にはプロ野球界2人目となる国民栄誉賞も受賞した。76年盗塁王、84年打点王、MVP。通算2677試合、2543安打、504本塁打、1448打点、打率2割7分。96年野球殿堂入りした。
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赤ヘルのレジェンド・衣笠祥雄はどんなときも思いきり野球をやった。豪快無比、明朗かっ達。その軌跡は本当にまぶしい。インタビューの最後になって、現役引退するとつまらない、本当は死ぬまで野球選手でいたかった、とおっしゃった。最高だ。胸がいっぱいになる。