月亭可朝、死去

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落語家・漫談家の月亭可朝が、2018年3月28日に急性肺線維症のため死去していたことが明らかになりました。80歳でした。深夜ラジオで聞いた「嘆きのボイン」のイメージでおりました。

月亭可朝さん、急性肺線維症で死去 80歳という記事になっていました。

落語家・漫談家の月亭可朝(本名・鈴木傑=すずき・まさる)さんが3月28日午前3時28分、急性肺線維症のため兵庫県内の病院で亡くなった。80歳。

カンカン帽をかぶり、ギターを弾いているイメージですが、最初は落語家の道を歩んでいたということです。

月亭可朝 – Wikipediaによると1969年に「歌え! MBSヤングタウンで披露した「ベッピンさん」という曲の評判が良かったことから、漫談家となったということです。

はじめはギターを持たなかったがフォークブームにあやかり、ある公開ラジオ番組の収録に向かう直前、弟子の月亭八方に梅田へギターを5千円で買いに行かせ、即席の歌手になりすました。会場が箕面市のプールであったため、「それにふさわしい歌」として即興で披露したのが『嘆きのボイン』であった

破天荒なエピソードです‥‥まさか「嘆きのボイン」が即興だったとは。「ボインやでぇ」は流行語にもなりました。

なお「ボイン」は1967年に大橋巨泉がテレビ番組「11PM」で、朝丘雪路の乳房の大きさをボインと表現したのが始まりだそう。

心よりご冥福をお祈りいたします。

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71年と2001年に参院選に立候補したが、いずれも落選。15年夏にあった米朝さんを追善する一門会では、最年長の弟子としてトリを務め、古典落語「算段の平兵衛」を演じた。

月亭可朝さん死去 ボインの歌で一世風靡、波瀾万丈の人生 (1/3ページ) – 芸能社会 – SANSPO.COM(サンスポ)

数々のエピソードと快作「嘆きのボイン」で一世を風靡した上方のタレント落語家第1号が、静かにこの世を去った。