大滝秀治、死去

2012 10 05 1522

俳優の大滝秀治が、肺扁平上皮がんで10月2日に都内の自宅で亡くなりました。87歳でした。大滝秀治さん死去 87歳という記事になっています。

ひょうひょうとした独特の存在感を持ち味にテレビドラマ、映画、舞台で活躍した俳優で文化功労者、劇団民芸代表の大滝秀治(おおたき・ひでじ)さんが2日午後3時17分、肺扁平(へんぺい)上皮がんのため東京都内の自宅で死去した。87歳。

葬儀は既に近親者で執り行われているそうで「お別れの会」が開かれる予定だそうです。

ずっとおじいちゃん役で見ていたのですが「ぼくは声が悪い、顔が悪いで、若いころから『老け役』だった」そうで、20代から老人役を演じていたそうです。公開中の、高倉健主演の「あなたへ」が、最後の映画出演となりました。

大滝秀治さん最期は眠るように、前夜はお酒もによれば、今年の2月くらいから体調不良で、治療を続け、自宅療養をしていたそうです。

亡くなる前夜も家族と食事を取り、お酒も飲んでいたそうですが、最後は「静かに眠るようにお別れした」そうです。

家族のコメントです。

あれこれ難しい本を読みあさっておりましたが、最後に手に取ったのは赤塚不二夫さんの『これでいいのだ』。まさに『これでいいのだ』と笑顔で穏やかに旅立ちました

これでいいのだ。

味のある俳優が、また一人旅立ちました。心よりご冥福をお祈りいたします。

これでいいのだ―赤塚不二夫自叙伝 (文春文庫)

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