俳優の渡辺徹さんが敗血症で死去、61歳

Watanabe toru death

俳優の渡辺徹さんが、2022年11月28日に敗血症で死去したことを所属事務所の文学座が発表しました。61歳の若さでした。あまりにも若すぎますね‥‥。

文学座所属 渡辺徹(わたなべとおる/本名同じ)が、
11月28日21時01分敗血症のため逝去いたしました。享年61。

文学座の発表によれば、2022年11月20日に発熱、腹痛等の症状が出たため都内の病院に受診したところ、細菌性胃腸炎の診断を受け直ちに入院。その後に敗血症と診断され、治療していたということです。

敗血症とは「細菌などの病原微生物に感染し、体がその微生物に対抗することで起こるさまざまな状態のこと」で、治療が遅れると全身のバランスが崩れ、多臓器不全に至るそうです。

公式ブログも2022年11月19日に「久しぶりの秋田」として記事が更新されており、特に病気の予兆はなく、あまりにも突然のことだったのではないかと推察されます。

それにしてもあまりにも早いですね。渡辺徹さんといえば、初めてテレビで見たのは「太陽にほえろ!」のラガー刑事でした。これが1981年。1984年に「風の中のあいつ」で共演した榊原郁恵さんと後に結婚したのもよく覚えています。おしどり夫婦として共演も多かったですよね。俳優業だけでなく司会者などマルチなタレントとしても活躍。

2012年に虚血性心疾患、2021年に大動脈弁狭窄症の手術を受けるなどしていました。30歳の頃から糖尿病も患っていたそうです。

家族の意向により葬儀は家族葬にて執り行い、後日「お別れの会」を予定しているということです。あまりにもお若くて残念です。

心よりご冥福をお祈りいたします。