ポラロイド、インスタントフィルムの生産終了という記事より。
日本ポラロイドは2月21日、インスタントフィルムの生産を2008年夏までに終了すると発表した。カメラのデジタル化が進み、フィルム需要が減少したため終了を決めた。
ついに日本ポラロイドが、インスタントフィルムの生産終了を発表しました。
デジカメが普及して需要が減少しということなので、いつか来ることは分かっていたし、自分が使っていなかったとはいえ、なんだか寂しいものがあります。
生産のピークは1990年代後半から2000年代前半。
医療用途や顕微鏡用カメラ、警察の捜査証拠品撮影など画像の改ざんが許されない法人利用が9割を占め、「35ミリカメラほど急激な需要減ではなかった」(同社広報部)たためこれまで生産を続けてきた。
なるほど、そういう利用用途があったのですね。しかし法人向けでもデジタル化が進み‥‥。
しかし開発者のエドウィン・ハーバード・ランド博士(故人)の夢を受け、
2008年内に「インク不要で出力できるプリンタ」を米国市場に投入する予定だ。
という計画があるそうです。これが小型化されれば、デジタルで撮影しつつ、プリントするカメラが登場するかも?
最近のインスタントカメラといえば、もっぱら結婚式などで撮影して、コメントを添えるなんていう使い方を目にする機会が多かったです。
あ、でもそれってもしかして「チェキ」だったのかな。
インスタントカメラ自体も、2007年4月に生産終了していました。
▼Polaroid One600 Classic インスタントカメラ