「カルロヴィヴァリ」チェコの有名な温泉保養地を散策して飲泉 #カルロヴィヴァリ #チェコへ行こう #visitCzech

チェコ政府観光局の招待で訪れたチェコの1日目は、温泉保養地として有名な「カルロヴィヴァリ(Karlovy Vary)」です。日本で温泉保養地というと、浴衣で歩くようなひなびた温泉地を想像するかもしれませんが、カルロヴィヴァリは全く違いました。チェコらしい淡いパステルカラーの建物が立ち並び、飲泉を楽しむスパリゾートだったのです。

近くのロケット城に住んでいたチェコの「国の父」とも呼ばれるカルロ4世が、鹿狩の際に発見したことが「カルロヴィヴァリ」という地名の由来とされています(カルロ4世の発見した温泉、というような意味らしい)。16世紀頃から飲泉をするようになり、スパドクターのいる温泉保養地となったそうです。

もちろんホテルによっては温浴施設のあるところもありますが、スパカップという飲泉のための専用カップを購入し、13カ所ある源泉の温泉を飲み歩くというのが「カルロヴィヴァリ」のスタイルです。源泉は成分は同じですが、温度が異なり、飲む量とあわせて効果が変わってくるのだとか。

「カルロヴィヴァリ」の人口は約50,000人ですが、温泉のために訪れる人は毎年75,000人も及ぶそうです。さらにドイツも近く、プラハからも日帰り圏内であるため、2時間程度の滞在をする観光客は年間100万人にも及ぶのだとか。中には本格的に飲泉をするために、3〜4週間の滞在をする人もいます。

ちなみに2時間程度の滞在の観光客は、ガイドツアーに参加するなどして、飲泉をしていくのだそう。

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町は地元の人たち、観光業に携わる人たちが住むローカルのエリアと、飲泉ができる観光地エリアに分かれています。徒歩数分の近さですので、どちらも散策するのがオススメです。今回、宿泊した「グランドホテル アンバサダー ナロドニ ドゥム(Grandhotel Ambassador Narodni Dum)」はローカルエリアにあります。

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ヨーロッパの観光は初めてなのですが、歴史を感じさせる美しい建造物ばかりで、これを見るために「カルロヴィヴァリ」を訪れるというのも検討する価値はあると思います。

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奥に見えるのが公共のスパです。1990年代の共産党時代は6つの公共施設スパがありましたが、現在はホテルでスパができるのは2つしかないそうです。入浴よりも飲泉の方が盛んだと分かるエピソードです。

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まるで映画に出てくるような町並みにため息が漏れます。

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「カルロヴィヴァリ」は町としては640年前からありますが、2度の大火と洪水により、現在の建物は19世紀頃からのものということです。

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これは1975年に建築された「カルロヴィヴァリ」で最も大きいホテルの「Thermalホテル」です。カンファレンスホールも併設されており、毎年7月に「カルロヴィヴァリ映画祭」を開催します。

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「カルロヴィヴァリ」は日本の草津とも姉妹都市になっています。温泉繋がりなのでしょう、きっと。

「カルロヴィヴァリ」で飲泉を楽しむ

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このように白い屋根のような建物は「コロナーダ」といい、飲泉する場所に設けられています。雨などが降っても飲泉しやすいように、という配慮でしょうか。

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これが、鉱泉が湧き出ているところです。湯温は30度くらいのものから、けっこう熱いものまで様々ですが、スパドクターから「何番の温泉が必要ですよ」と言われて、それを飲みながら静養するのだとか。

熱い温泉をどうやって飲むだろうと思ったら、スパカップを販売している屋台がいくつかありました。

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飲泉のために購入する人もいるでしょうし、お土産としても気をつけて持って帰ればかわいいと思います。

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後から分かったことなのですが、平べったい形状のものが多いのは、ポケットに入れやすいからなのです。飲泉して歩く時に、スパカップを持ち運びしやすいように、形状が薄く変化したのです。

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飲泉しながらの街歩きも、この景色があればいつまでも飽きません。

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これはまた別の源泉です。このようにして、道すがら飲泉をしながら散策ができます。

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これはコロナーダの下です。

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1918年頃までは「カルロヴィヴァリ」では夏のみホテル営業をしていたそうです。

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それが1918年にチェコスロバキアとなり、ローカルエリアなどに建物ができ、一年を通しての営業が行われるようになったと言います。

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街歩きをしていると景色が完全にディズニーランドというか、きっとディズニーランドがこの世界観を模しているのだろうなぁ、ということがよく分かりました。

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間欠泉もあり、お湯がブシューと吹き出していました!

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そしてこの美しい町並みは、多くの著名人にも愛されました。その1人がゲーテで、生涯を通じて13回も「カルロヴィヴァリ」を訪れたそうです。

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ゲーテが立ち寄ったという建物。

ゲーテは3カ所だけ住みたいと思った町があったそうで、それがローマ、ワイマール、そしてここカルロヴィヴァリだったそうです。

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ゲーテが誕生日を祝ったという、エレファントという店も健在でした。

「カルロヴィヴァリ」を地図で見てみましょう。

「カルロヴィヴァリ」はチェコの北西部に位置します。プラハからは高速バスで約2時間でしたので、十分にプラハ観光の際にも立ち寄ることができます。じっくりと街を散策したり、カフェを巡るなら一泊するのもオススメです。芸術家になった気分で「カルロヴィヴァリ」を散策しましょう!

「カルロヴィヴァリ」へのアクセスと宿泊に関しては次の記事も参考にしてください。

プラハ空港からカルロヴィヴァリへ高速バスで移動

「グランドホテル アンバサダー ナロドニ ドゥム(Grandhotel Ambassador Narodni Dum)」カルロヴィヴァリ で宿泊したホテル

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