町田を舞台にアラフォー男性が2人で静かに呑むマンガ、鈴木マサカズ「町田ほろ酔いめし浪漫 人生の味」(Kindle版あり)

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鈴木マサカズさん、こんなマンガも描いてらした! 速攻でワンクリック!

町田舞台の「ほろ酔い」漫画 中年2人が「人生の味」語り合う – 町田経済新聞という記事で知ったのですが、漫画ゴラクスペシャルは観測範囲に入ってなかったなぁ。

ストーリーは、中年男性2人が「町田のどこかのかたすみにあるかもしれない店」で焼き鳥やもつ煮をツマミに酒を飲みながら楽しい思い出、苦い思い出を語り、町田愛を確認し合う。作品には実在の飲食店が名前を変えて登場する。

「40過ぎの男性2人が静かに飲み交わす町田の夜を描いたグルメ漫画」だそうです。エリア限定のグルメで、しかも登場人物はアラフォー男性。すっごく興味あります。しかも、ぼくは鈴木マサカズに登場する、ちょっとダメっぽい男性キャラが大好きなんです。

今はモーニングで「銀座からまる百貨店 お客様相談室」を連載中ですが、そちらの主人公も気弱な男性。思わず心の声が漏れ、お客さんに怒られてしまうという役どころ。テレビドラマ化された「ダンダリン一〇一」も「武装島田倉庫」も「七匹の侍」も「ラッキーマイン」も好きでした。

ダメっぽいんだけど、ただダメなだけじゃなく、愛情を持って描かれているというか‥‥そういうところですね。一連の鈴木マサカズ作品はコチラからどうぞ。

さてさて「町田ほろ酔いめし浪漫 人生の味」です。

「町田には20代後半に越してきた。いまはもうちょっと奥に住んでいるが、40代になっていつの間にか思い出あふれる街となった」と鈴木さん。

若いころよりも今の方が、ある意味ではむしろ感受性が強くなったのではないかという気がします。人生でそれなりの経験をしてきて、何かを見たり、読んだり、聞いたりすると、それが自分にも置き換えられてしまう‥‥だから、起承転結がはっきりしたものよりも、淡々としたものに惹かれる自分がいます。ハリウッド映画よりも、日本の映画、みたいな。

町田の「もつ煮」「焼き鳥」「牡蠣鍋」「餃子」「チャンジャ」「回転寿司」「蕎麦」などが登場するようです。手元に置いておきたいので、Kindleではなくコミックで注文しました。届くの楽しみです!